トイレという狭い空間の中だと、小さくても意外と目につくゴミ箱。だからこそ景観に馴染み、生活感なく置けるアイテムを選びたい、そんな思いに寄り添う、美しいトイレポットが届きました。

日本の伝統技術、紀州塗で仕上げた木目調の本体。通常は目につきにくい場所にひっそりと置くトイレポットも、職人技で仕上げたこんな上質感溢れるデザインなら、あえて見せ置きしたくなりそう。

同じシリーズのトイレブラシと並べれば、まるで対になったオブジェのよう。統一感を持たせながら、飾るように置いていただけます。

木目模様のこちらは、実はABS樹脂を使用した合成漆器。この美しい表情が出せるのは、わずか数名の職人だけなのだそう。成型から塗装に至るまで、紀州漆器の里、和歌山県の海南市で生産されています。

紀州漆器とは、和歌山県に伝わる伝統工芸品の一つ。
会津漆器、輪島塗・山中漆器などと共に日本三大漆器とも称され、経済産業大臣指定伝統的工芸品にも指定されています。

成形のあと、引っ掛かりやキズ・汚れなどがないか一つ一つ確認。
紀州塗りの職人により、ベースの塗装が施されたあと、刷毛を使って木目に仕上げていきます。

紀州塗りで仕上げた木目調のトイレポットは、シンプルながらも温かみのある雰囲気で、空間に上質感をプラス。
狭くてあまり物を置けないトイレという空間で、圧迫感なく、それでいて程よいアクセントになる、ちょうどいい存在感です。

「いかにもゴミ箱」といった見た目でなく、見せ置きしたくなる洗練デザイン。場所を取らないサイズ感も嬉しいポイントです。

同じシリーズの「職人が作る 木目塗り トイレブラシ」と並べれば、まるで対のオブジェのよう。空間に統一感も生まれます。