アメリカサンホーキン綿の中でも、成熟しきる前の早摘みわたを厳選して紡がれた糸。その無撚糸をロングパイルで織り上げています。その繊細な糸質はしっとりとやわらかく、毛羽落ちも少ない。ふんわりとボリュームがありながらも、驚きの軽さを実現しています。そして、すっと吸水してくれる。そんな理想のタオルができました。

2024年8月、MASIROの後継となる、新しいタオルがオンライン限定で登場です。
素材を超長綿混に改良し、吸水性と速乾性にも優れた理想のタオルができました。

洗濯回数の多いタオルには、中長綿クラスであるアメリカサンホーキン綿が適していると押す作り手の声は多く聞きます。そのサンホーキン綿の中でも、MASIROのパイルに使われているのは成熟しきる前の早摘みわたのみ。MASIROは、繊細な素材を撚りのかかっていないわたの状態（無撚糸）で、ロングループにして織り上げています。触れた瞬間、そのやわらかさに誰しも感動し、驚きを隠せません。それほど別格のやわらかさを実感できます。

抜群のボリューム感を誇るMASIROですが、やわらかさとともに驚かれるのが、その軽さ。持ち上げると、見た目とのギャップに拍子抜けする方が大半。軽いということは、乾きやすさにもつながります。他のボリュームのあるタオルは日本の湿度の高い風土ですと乾きにくく臭いを放つもととなりますが、MASIROはパイルも地糸も細番手の糸で織り上げていますので、見た目ほど乾きにくい印象はありません。

四国・今治は世界的にも有名なタオル産地。その生産量は日本一を誇ります。MASIROには、今治で染色・製織・洗いをされたタオルで厳しい品質基準をクリアしたものだけに、今治タオル工業組合が付与される今治タオルブランドのネームが付いています。吸水試験の沈降法5秒ルールは有名ですが、MASIROは1秒で合格。また、無撚糸タオルと言えば毛羽が多いと敬遠される方も多いですが、脱毛率も0.1％台と普通糸のタオルの合格基準0.2%以下もクリアしています。

思わずうっとりとしてしまう、このやわらかさはやみつきに。「タオルひとつでこんなに癒されるなんて！」というリピーターのお声もいただいています。世界一のやわらかさかどうか証明はできませんが、きっとそれに近い場所にいる。そんなタオルがMASIROです。

お風呂上りには大判のバスタオル。赤ちゃんを包みこめるように大き目サイズでつくっています。気のせいか、赤ちゃんも気持ちよさそう。フェイスタオルはスタンダードなサイズ。頻繁に触れたいのか、子供も手を洗う回数がなんとなく増えた気がします。小ぶりのウォッシュタオルは、寝起きの洗顔用やお外にも持ち運べます。水を使うシーンで、いつもそばにMASIROがある暮らしは少し贅沢に感じてもらえるかもしれません。

あまやかなペールカラーで、４色展開。白のパイルによこ糸のカラーを透けさせてほんのりと色づいたやさしいルックス。清潔感があり、バスルームにもなじみやすい。また、癖のないカラーは贈り物にもぴったりです。お祝いごとにはピンク＆ホワイトの紅白セット、新婚夫婦に贈るのならブルー＆ピンク、目上の方には品のあるブルー＆ホワイトを組み合わせて贈るのもグッド。いただいた方は誰しも他のタオルと違う特別感を感じるはずですので、きっと喜んでもらえると思いますよ。

清潔感があり、誠実なイメージのあるホワイトは、贈りものにも一番人気です。

透明感のあるブルー。少し落ち着いた色はとても美しい。

ナチュラルで明るいイエローグリーン。ホワイトのパイルにイエローグリーンを透かすとアイボリーっぽく見えてます。

さくら色がほのかに透ける上品なピンク。ホワイトと合わせてお祝いなどの贈り物に。

「水布人舎プロジェクト」の第一弾商品がこの「MASIRO」です。最初に商品化するものが、失敗すればこのプロジェクトに次はないと思って企画をスタートした2015年のことを今も鮮明に覚えています。
だから本当にニーズのあるを企画しないといけないプレッシャーの中、過去17年間のタオル業界での自分の経験とノウハウ、人脈を活かしながら、人気のある数々のタオルを分析していきました。

タオルを買うのは8割が女性だと言われています。そして、やわらかいタオルが人気という事実。でも、その人気のタオルも実際に使ってみると洗濯1-2回でその風合いは激しく劣化するものもあり、やはり無撚糸タオルは最初はやわらかいけど、劣化スピードが早いなあと。逆にこの劣化スピードを遅くし、なおかつ世界一のやわらかさを目指す。それが活路になると信じ、素材を探していきました。

メーカーに数種類のやわらかい素材サンプルをつくってもらい、サンプルの中で最高のやわらかさのものを選びました。それがサンホーキンの早摘みわたを使った細番手の糸の無撚タイプ。問題は毛羽落ち。普通糸並みの数値が出せれば劣化しにくいといえるはず。今治タオル基準では無撚糸タオルの合格値は0.5%以下です。目指すは普通糸は0.2%以下。MASIROは0.1%台という普通糸基準をもクリアする素晴らしい値で、吸水性も沈降法1秒で合格。無撚糸をパイルに100%使ったハイボリュームのタオルとしては驚異的な数字を出してくれました。

これだけのボリュームを持たせたのも、劣化が遅いとはいえ、洗濯を繰り返すうちにパイルはツイストし普通の撚り糸になっていきます。その時に十分な厚みさえあれば、それはそれで長く使えるタオルではと考えてのことです。こうしてMASIROは2016年にデビューを果たし、今でもファンを魅了し続けている主力商品となりました。ぜひ、お試しいただけたらと思います。

古くは、100年前の旧式織機を復元・改造し巻き物を中心に独自の織物づくりを続ける「工房織座」。タオル産地 今治では異端児的存在の「工房織座」と高い技術力を持つタオル職人たちが集まり、2016年に立ち上げた産地活性プロジェクト『水布人舎│SUIFUTOSHA』。タオルという「布」をつくる、使うシーンに必ず「水」の存在があります。そこにはたくさんの作り手、使い手の「人」が関わっている。そして、それを研究する学び「舎」。そのキーワードをつなげて「水布人舎」と名付けました。

素材の探求・開発、タオル織機を活かした織りの可能性を追求。サイズ感、使い方など新たな提案を交えながら、工房織座らしい既成の枠にとらわれない自由な発想のものづくりで、暮らしに寄り添うファブリックを発信しています。それが、産地の活性化を生み、今治タオル産業の発展、未来につながっていくことが私たちの想いです。

素材の特性上、毛羽落ちが激しくなります。また、吸水を阻害します。
※ご使用は、風合いが硬くなり始めた時に、適量にとどめてください。

最初に単品でお洗いいただくと、不要な毛羽を落としパイルが引き抜けにくくなります。
※市販のくず取りネットは必ずお使いください。
※水浴多めで、お洗いください。
※大量のまとめ洗いや洗濯ネットの使用はお避けください。落とした毛羽がタオルに再付着してしまう可能性があります。


その他ご注意いただきたいことは、「お手入れ方法」に記載しています。
ご確認くださいませ。

ご希望の方は商品と一緒に「工房織座｜ギフトラッピング」をショッピングカートでご購入ください。

工房織座は、織物産地 今治でも生粋の織り職人として名を馳せる武田（代表取締役）が４０年勤めたタオルメーカーから独立後、2005年に創業。
愛媛県今治市の山間にある玉川町鬼原。その自然豊かな土地で、今治の綿織物の歴史を継承しつつ、思いついた新しい織りや形のアイデアを可能にするため、古くは100年前のシャトル織機を独自に改造し、巻き物を中心に暮らしに寄り添う織物を創り続けています。

100年前のシャトル式織機を復元・改造した「着尺一列機」から織りなす、ストールが中心の服飾雑貨ブランド。天然素材と織りにこだわりここにしかない模様が形の個性豊かなネックウェアを提案します。

今治から発信する、上質なタオルの創造プロジェクト、豊かな「水」の恵みに支えられて、「人」の手を経て完成する「布」。人と布の関係がこれからも永く続くことを願って立ち上げた「水布人舎」では、心地よい暮らしのタオルを作り続けます。

日常の小さな幸せを味わうためのファブリックブランド。暮らしに根付いた「いつも、いつまでも気持ちのいい布」を届けます。

ご購入された方限定、ご希望の方のみ 「kobooriza2024 秋冬カタログ」を配布いたします。

ご希望の方はご注文時、備考欄へ「カタログ希望」とご記入ください。