すっきりとした気分にリフレッシュ!丸ごとミントのハーブティー
ミントの爽やかな香りをからだに呼び込む、mahina pharmacyのハーブティー〈ミントブレンド〉。
宮城県蔵王のきれいな水と光と風をたっぷり受けて育ったミントを、香りや成分が失われないよう、丸ごとのホールの状態で乾燥させたハーブティー。淹鼻からすっと香りが抜けるスペアミントとペパーミント、ミントの清涼感とりんごのような芳醇な香りを持ち合わせるアップルミントの3種類をブレンドしています。淹れる前にハーブをよく揉んで、それからお湯を入れると、最初に揉んだときの香り、お茶の香りを二段階で楽しめます。暑い時期は、煮出したお茶を氷を入れたグラスに注いで、アイスでいただくのもおすすめ。からだをリフレッシュさせてくれるハーブティーです。
沸騰させたお湯を少し置いてから、ティーポットに一人前のお湯(100cc程度)とスプーン一杯のハーブを入れます。3〜5分蒸らせば出来上がりです。蒸らしすぎると香りが飛んで苦みや渋みが出てしまうので気をつけてください。ハーブは直前に粉砕して使うと香りが増しておいしくなります。
東京・下北沢の小さな路地にある『mahina pharmacy』は、ハワイに伝わるボディーワーク、ロミロミのセラピスト、中山晶子さんが主宰しています。
植物療法の考え方を取り入れ、心と体の揺らぎを整えるセルフメンテナンスのサポートを受けられる場として、今や知る人ぞ知る存在。自然と繋がりながら、自分の心と体を見つめ直したいという女性たちの間で、絶大な信頼を集めています。
もともとは、ハーブに代表される植物療法や、古来から伝わる心と体にまつわる智恵について、情報交換をするウェブサイトとしてスタート。2011年、東日本大震災後から数ヶ月後の、新月の日のことでした。
「当時は植物療法のことも、まだあまり知られていませんでしたし、そういった情報に、普通にお勤めしている女性が簡単にアクセスできる時代ではありませんでした」
自身も会社員時代に体調を崩した経験があり、すでにロミロミのセラピストとして活躍していた中山さん。施術に訪れるクライアントさんの姿から、心身の不調に悩む女性たちが多いことは肌みで感じていたそう。そこで「心と体の悩みや体験をシェアできる場があったら、1人で抱え込まなくて済むのでは?」と、あるインスピレーションを得たことをきっかけに、ウェブサイトを開設。そこで、自身の経験と学び、植物療法をはじめとする古来の智恵について文章を綴り始めました。
「初めのうちはあまりお知らせもせず、新月、満月の日にひっそり更新していたのですが、だんだん『どんなものを使ったらいいですか?』とか『こんなことで悩んでいて』というお問い合わせや、具体的なご相談が増えてきて」
それに応える形で、ハーブや精油、フラワーレメディなどの販売や、カウンセリング的なことが始まり、そうこうするうちに、今度は植物についてもっと知りたい、ハーブやレメディを自分でも使いこなせるようになりたい、という声が。そこでワークショップが始まることになり、現在のmahina pharmacyの原型ができあがっていったのです。
2015年にスタートした現在の店舗では、さまざまなワークショップが開催されているほか、中山さんのロミロミのワークを受けることも。併設する小さなショップには、クリームやコーディアルなどのオリジナル製品を含む、中山さん自身が使ってこれはという太鼓判を押したレメディ、チンキなどが並んでいます。
「植物にはたくさんの効用がありますし、それを取り入れるためのプロダクトもたくさんあります。その中で、症状に合うものを見つけていくには、自分の体の持っている癖と、一つずつ向き合っていくことが、最初のステップです」
「例えば、夏の暑い時期になると、神経的にまいりやすいとか、ホルモンが乱れている感じが体の揺らぎでわかるとか、胃腸が虚弱になりやすいとか。弱いところに症状は出やすいので、体の様子と向き合って、どんな症状があるのかを読み取って、一つ一つの症状に対して働きかけていく。セルフメンテナンスはそこから始まっていくと思います」
新鮮で、おいしい。植物本来のエネルギーを伝えるものだけ。
「ハーブティについては、おいしさ、新鮮さ、色み、光合成した植物のエネルギー、そういったシンプルなハーブの良さをお伝えすることに徹しています。定番はレモンバーベナ、カモミール、ミント。ミントに関しては、今回は3種のミントのブレンドになっています」
「というのも、ハーブティは繊細で、品質を保つのが難しい。光と湿度に弱いので、一旦、切ってドライにすると、自然光だけでどんどん酸化してしまい、香りや成分が失われてしまいます。そこで、酸化を防ぐために、遮光性のパッケージと、蕾や葉っぱが丸ごとのホールの状態にこだわりました。淹れる前には、ハーブをよく揉んで。それからお湯を入れてください。ちょっと手間はかかるのですが、ハーブの良いところの1つは香り。最初に揉んだときの香り、お茶にして飲むときの香り、二段階で楽しんでいただけたらと思います」
Photo:Haruki Anami, Shinnosuke Yoshimori
Text:Akane Matsumoto
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