有田焼のブランドが作る初めての「香り」コレクション
有田焼の「1616/arita japan」のコレクションに、新たに加わった香りのコレクション。プロダクトデザインはTYシリーズの柳原照弘。そして香りのディレクションは、アーティストの和泉侃が担当しました。
1616年から積み重ねてきた時間の層のイメージをインスピレーションに、元来有田で焼成の燃料に使われていた松、有田焼の白、そして有田のショールームという、空間の力強さとそこに広がる赤みを帯びた素材の色彩といったエレメントを香りに置換。
松の香りをベースに、リトセア、カルダモンなどのビビットな素材を加えて、ウッディかつ鮮烈な香り。まったく新しいものでありながら、最初からここにあったような哀愁さえも感じられるような、まさにブランドのシグネチャーとなる香りのクリエイションが実現しました。
いつまでも手を洗っていただくなるような、心地の良い香りが、手元からふわっと漂います。洗い流した後もしばらくは手がいい香り。何気ない日常を少しの特別で彩るアイテムは、ギフトにもおすすめです。
今回のコレクションは、こちらのハンドソープの他に、キャンドルとインセンスで構成されています。
香りを通して身体感覚を蘇生させることをテーマに活動するアーティスト、和泉侃。淡路島を拠点に香りの制作や、香りにまつわる素材の収集、研究を続けている。自身のアトリエ、『胚』を“夜明け前のクリエイション”と称し、植物、土、水……香りを構成する素材を知り、ほんとうに必要なものは何かをつきつめている。
有田焼の産地である佐賀県・有田は、1616年に陶祖、李参平によって日本で最初に陶磁器が作られた場所。400年を経てもなお、色あせる事のない妥協の無いものづくりの精神は今日の有田を支える人達に受け継がれています。1616 / arita japanは、有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みた、これからの未来に寄り添う、新しい器のシリーズです。
1616/arita japanのクリエイティブディレクターである柳原照弘氏によりデザインされたシリーズです。
道具として作られた400年前の時代を想いながら、新たな素材を使い現代の多様な食生活を受け入れるシンプルなかたちの陶磁器シリーズを開発しました。
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