ドレープが美しい、野蚕(やさん)シルクを使ったドレス
コットンシルクの素材は程よいリラックス感と、上質さを感じさせる、少し特別な日常着。
ちょっとしたお出かけや、買い物、食事や、少しかしこまった場にも対応できます。ラグランスリーブは、肩のシルエットを柔らかく見せてくれてとても女性らしい。肩の寸法がフリーになるため着る人を選びません。裏地なしの軽やかな仕立てとなっております。
「香のかおり」を意味するテキスタイル「incense」は山で育った野蚕(やさん)シルクを使ったコットンシルクのテキスタイルです。一般的に屋内で育てられるシルクに比べ、張りこしが強く、繊維の太さにも野性味を感じさせるムラがあります。このムラが高級感のあるシルクをぐっと身近な素材にしてくれます。
糸が持つ表情が生地に柄とも言えない独特の模様を作り出し、どこからともなく漂う香りを写し取った様な陰影が現れています。
シルクの繊維を私たちに与えてくれる蚕は、長い歴史の中で家畜として扱われてきました。一般にシルクというと家蚕(かさん)と言われ、家の中で桑の葉を与えられて育てられるものが一般的ですが、[incense]のシリーズでは野蚕(やさん)と呼ばれ、自然の山の中で育てられたシルクを使用しています。
家蚕の蚕は退化しており、飛ぶことも、木を登ることも出来ませんが、野蚕のシルクは、山の中で放し飼いにして、自然の中でたくましくのびのびと育ち、自然に繭を作らせそれを収穫します。糸の表情もやはり野性的で、ハリ・コシがあり、鈍い光沢、独特のきしむような風合いです。
繊維の太さがまばらなため、糸が不均一になり、生地に織り込んでいくと、わずかに柄のとも言えない微妙な濃淡が現れます。これは一般的に市場では不良とされてしまう特徴ですが、本当に「不良」といえるのでしょうか。自然の中でのびのびと育った蚕が作り出した糸、その独特の表情が柄に自然と現れる。むしろとても美しく、尊いものだと感じました。どこか異国の香りが漂う野蚕シルクの表情を楽しんでください。
シルク・ウール等動物性繊維が入った 素材のお取り扱いについて
●洗濯は商品のタグに従い、ドライクリーニングもしくは中性洗剤による手洗で行い、漂白剤は使用しないで下さい。
●手洗いの際は必ずネットに入れ、30℃以下の水でやさしく押し洗いして下さい。また強く揉むと縮みの原因になりますのでご注意下さい。
●タンブラー乾燥機は縮みの原因となりますので使用しないで下さい。
●洗濯後は速やかに形を整えて陰干しして下さい。
●アイロンをする際は、あて布を使用し、スチームで優しく行って下さい。毛並みのある素材は押さえつけずスチームのみで軽く整え、ブラシで毛並みを整えて下さい。
●虫やカビの影響を受けやすい為、保管の際は湿気を避けて下さい。
hatsutokiストアでは贈り物のラッピングを承っております。
特別な人へのプレゼントに、ぜひご利用ください。
*セール商品はギフトラッピングの対象外です。
*アクセサリーは専用の貼り箱が付属しますので、箱にリボンをかけるのみの対応となります。あらかじめご了承ください。
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モデル身長:153cm/サイズ0(free)着用