見た目は素朴な雰囲気のやかんですが、使ってみると、その使い易さが考慮された完璧なデザインにうっとりします。

第一の特徴は安定感のあるその平たいフォルム。広い底面は熱まわりがよく、お湯がより早く沸く工夫がされています。さらに人間工学に基づいて設計されたハンドルは、指や手首に無理な力を入れずに楽に注げます。水を入れる口も広いのでお手入れも楽々。

製造は、金属洋食器の加工で有名な新潟県の職人の手仕事によって丁寧に作り出されています。
日本が誇るプロダクトデザインの名品と、ジャパンメイドの品質の良さをぜひ体感してみてください。
直火・IH 対応です。

使いやすさを追求した「柳 宗理」デザインコレクション。柳 宗理氏は日本のプロダクトデザインの第一人者であり、日本を代表する工業デザイナー。1915年、東京生まれ。東京都美術学校（現・東京芸術大学）油絵科を卒業。坂倉準三事務所を経て、1952年柳デザイン研究会を設立。ニューヨーク近代美術館の永久所蔵に認定されているバタフライスツールなどの家具類をはじめ、キッチンウェア、東京オリンピック聖火トーチホルダー、札幌オリンピック聖火台、関越自動車道関越トンネル坑口、歩道橋など広範囲なデザインを手掛け、その作品は日本だけでなく世界中の人々に愛用されています。2002年にはその功績が評価され、文化功労者に顕彰されました。

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