どんなお花とも相性が良く、強調しすぎない控えめなところが魅力のカスミソウ。
そんなお花を今回は主役にたっぷりと束ねてお作りします。
ブーケの直径はおよそ50cmほど。
フレッシュからドライへの過程で、まっさらなホワイトはマットなオフホワイトへ変化。
可憐なその姿は、古びたアンティーク家具やヨーロッパのヴィンテージレースなどが良く似合います。
いつもより長くボリュームたっぷりと、最後にリボンをあしらいお届けします。
ネーミング<Happy Ever After>の意味は「いつまでもお幸せに」。
おとぎ話の締めの文章で使われる「いつまでも幸せに暮らしましたとさ=They lived happily ever after」フレーズから、幸せを祈る言葉として定着したそうです。
「Baby’s breath」と呼ばれるカスミソウ
赤ちゃんの無垢な吐息からほころぶかのような花姿から、英名では「Baby’s breath」と呼ばれます。
また「Baby」には「愛しい人」という意味も。
大切な人のやさしい笑顔を想像しながら、贈りたい花のひとつですね。
乾燥させるとカスミソウはギュッとボリュームは小さくなるため、なるべく花の粒が大きいものを仕入れ乾燥させてお作りします。
7月7日の七夕。
この日は「カスミソウの日」でもあるんです。
無数に咲く白い小さな花が星屑に似ていて、七夕の空を彩る天の川のように見えることが由来だそう。
カスミソウには「切なる願い」という花言葉もあり、1年に1度の織姫と彦星が天の川を渡って出会えう情景が思い浮かぶようですね。
「切なる願い」の他、カスミソウには「感謝」「幸福」「純潔」「清らかな心」という花言葉があります。
大切な方への贈りものやウエディングブーケにもぴったりですね。
ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。
日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。
静かに時を経て、<生>から<ドライ>へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。
▲[完成品]カスミソウのブーケ<Happy Ever After>