インドのグジャラート州のスジャニと言われるこの工芸は、職人がごくわずかしか残っていないため、絶滅の危機に瀕しています。 Rafiq bhai(ラフィク・ビハイ)さんは、最後の伝統的な織機を持つ職人の 1 人です。彼がやめたら、おそらくなくなってしまうという、大変貴重な技術により作られたバッグです。
昔は3家族でこの仕事をしていましたが、30年ほど前から需要が少なくなり、ほぼ全員が別の職業に転職してしまいました。
ラフィクさんと彼の家族の数名が、この技術を存続させるために奮闘しています。 現在、彼を含む、3人の家族・親戚で交代で織機に座って織っています。
スジャニは、グジャラート州バルーチの伝統的な手織りのキルトです。ポケット状に生地を織りながら、その中に綿を詰めるいう、大変手間のかかる技術により作られています。
作業は 2 人がかり。2人の職人が織機の両側に座り、キャッチボールのようにカットラ (杼) を投げ合います。
1つのスジャニ キルトを織るのに 2 ~ 3 日かかりますが、その前後の工程を含めると、1枚のキルトが上がるのに、半月から1ヶ月程度かかります。
中綿は、しっかりと詰め込まれており、ラグとしても使えるぐらい肉厚な仕上がりになっています。インテリアとしてもファッションアイテムとしても、大変存在感のあるテキスタイルです。
ミシンなどのマシンは一切使われず、縫製は全て緻密な手まつり縫いで仕上げられており、細部にまでこだわりが行き届いた逸品です。
◎100%綿なので、水洗いはできるものの、貴重な手仕事ですので、お洗濯はドライクリーニングが推奨されています。
◎柄の配置には個体差がございます。生地を取った場所によって、写真とは柄の配置が異なる場合がございます。
◎手織りのため、織りムラや糸ムラがございますが、ご使用には問題のないものです。製品の特性としてご理解いただけましたら幸いです。
クリックポストで発送の商品につきましては、複数個のお求め等で、クリックポストの最大サイズ(A4サイズ・厚さ3cm)を超える場合は、クリックポストの複数個口か、通常のヤマト運輸便での発送となり、送料を調整させていただく場合がございますので、予めご了承ください。
\キナリノインタビュー/Suno & Morrison・齋藤由清乃さん
2018年に、キナリノでSuno & Morrison代表の齋藤由清乃さんにインタビューさせていただきました。
ブランドが生まれたきっかけや制作風景などなど。心あたたまるインタビュー記事は下記からご覧ください。
手前がマスターのラフィクさん。