「CIOTA (シオタ)」よりスビンコットンを使用した、着心地にもルックスにも上質さを感じさせるシャツドレスのご紹介です。

生地には、繊維が細くしなやかな超長繊維・スビンコットンの80番手単糸という非常に細い糸を限界まで高密度に打ち込み織り上げたタイプライターを使用。ハリとコシのあるタイプライターの特性と、シルクのようなしっとりとした手触りや上品な光沢を持つスビンコットンの質感を併せ持ったシャツです。ふわりと空気を含んだような軽やかな仕上がりに、方眼紙のような細かな格子柄が印象をより爽やかに見せてくれます。

デザインのモデルは、ドレスとワークのディテールが入り混じる1960年代のアメリカ製の古着。細い糸と細かい運針によるドレスシャツのような繊細な縫製と、CIOTAの背景である岡山特有の巻き縫いミシンによるワークウェアのようなカジュアルな仕立てが同居しています。さらに製品洗いによる自然なシワ感や、縫い目部分に現れたパッカリングがワークウェアらしい雰囲気を惹き立てます。

シルエットにほどよくゆとりを持たせたリラックスフィット。着丈もしっかりと長さがあるので一枚で着るのはもちろんのこと、前を開けてシャツコートのように羽織るのもオススメです。すっきりとしたバンドカラーの首元に、ポケットなどを廃したシンプルで普遍的なデザインのアイテムは、バランス良く様々なスタイルに活用いただけます。

袖口には両方にボタンが付いており、袖口幅の調整ができる仕様です。さらにボタンの間にもホールが空いていて、この穴を利用してお持ちのカフスボタンを留めることで、ドレッシーな着こなしも可能に。裾のラインに前後差をつけることで、ボトムスをレイヤードしてもサマになりますよ。永く愛着を持って着ていただけるCIOTAらしい一着に仕上がっています。

CIOTAは、岡山に本拠を構える生地の製造・販売などを行う株式会社シオタが立ち上げたアパレルブランドです。岡山にある縫製メーカーのファクトリーブランドとして2019年から本格始動しました。原料の選別から、生地のデザイン、生地織り、洋服のデザイン、縫製仕様の考案、縫製まで、洋服作りにおけるすべての工程に徹底的にこだわることで、高品質な製品を作り上げています。CIOTAのデザインはトレンドではなく、生地からのインスピレーションに従ったもの。シンプルなデザインは生地の個性を際立たせるため。自社工場での縫製によって、素材を活かしたベーシックなコレクションを製作しています。トレンドに左右されず、いつの時代にも自分らしい装いができるアイテムとしておすすめしたいブランドです。

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