着るだけで、手軽に季節感をたのしめるコーデュロイ生地。
オーガニックコットン100%でお作りしています。

ワーク感漂うワンピースは、大人の可愛さもディテールでおさえた一枚です。

まず視線が注がれるのは、胸元のボタン付き変形ポケット。
ボタンには、南米で育てられた象牙ヤシを加工した、土に還るエコなコロゾナッツボタンを使用しています。

斜めラインがなんとも可愛いワンポイントです。
前立のボタンを比翼仕立てにし、ポイントを際立たせています。

サイドポケットも、後ろポケットも、それぞれ形が異なるという、こだわりっぷり。
インドの縫製チームの人々が、一つ一つ丁寧に形にしていく情景が浮かびます。

襟は丸みのあるラインに。
ワンピースのあちこちに散りばめられたさまざまな形のディテールが、コーデュロイ生地のうえで活き活きと光ります。

袖口にはタックを仕込んで、手元の印象を引き締めて。
袖のラインに自然な丸みが生まれます。

後ろには大きめのスリットを入れて、足さばきを良くしました。

このワンピースにワーク感をプラスしているのが、なんといっても見事なステッチづかい！
生地の切り替え部分それぞれに、ステッチが走ります。

前のウエスト部分には、さりげなく閂(かんぬき)どめも添えて。
小さいけれども、着れば着るほど愛おしさの増すデザインです。

小柄さんは1枚で着こなせる丈感です。
レッグウォーマーを足元にひそませた、あったかスタイルです。

ダークグレイはスタイリッシュな雰囲気もまとえます。
そこに甘さを中和するように、ニットベストとの重ね着も素敵ですね。

ボタンを開けて、ライトコートとしての着こなしもおすすめ。
温かな縦長ラインが際立ち、おしゃれ感度も上がります。

「クリエイティブハンディクラフト」で働く女性たちは、巨大なスラム街で暮らしています。
服作りを通して、自らの手で家族を養い、自立した生活を掴もうとしています。

その中の一人、縫製パートを担当しているスプリヤさんが、素敵な家族写真を送ってくれました。
夫婦ともに働いて得たお金は、2人の娘たちの将来のために貯金をしているそうです。

スプリヤさんは、生きるうえで大切にしていることがあります。

「人はだれしもが日々暮らしている中で気持ちの浮き沈みがありますよね。
そんな時、さり気ない言葉でも声を掛け合うと、皆が笑顔になれるんです。」

多くの人々が身を寄せ合うスラム街で、そして仲間とものづくりをするうえで、
自分も他人も一人にはせず、助け合うということがどれほど大切なのか、彼女の言葉からまっすぐと伝わってきます。

着るだけで、気軽に季節感を出すことが出来るコーデュロイ生地。

sisamのコーデュロイは、環境に配慮したオーガニックコットン100％です。
厚手で風を通しにくいので、真冬まで活躍します。

細めのタテ畝とコーデュロイ特有のツヤが、カジュアル感をほどよく抑え、コーディネート力を上げてくれています。

「クリエイティブ・ハンディクラフト」は、ムンバイの空港近くに広がる巨大スラム街で長年活動しているフェアトレードNGOです。
スラムで生きる女性たちが社会的にも経済的にも力をつけていけるよう、グループで作った製品を国内外で販売しながら総合的な支援をしています。

sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。

PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。

sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。

多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。

ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。

ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。