“シェーカーボックス”、ご存知でしょうか？

佇まいが美しい、オーバル型の収納箱のご紹介です。

シェーカーチェアにシェーカーテーブル。

halutaが扱うヴィンテージ家具の名前にもよくあらわれるこちら、由来を遡っていくと
18世紀のアメリカ、田園で農業や牧畜を営んでいたシェーカー教徒たちの暮らしへとつながります。

実直な労働を尊ぶ彼らは、暮らしの調和性やデザインの規則正しさ、有用性に宿る美しさを追求し、
そんな彼らが作り出す家具や小物は、当時から現代まで、多くの人々の心を捉えて離しません。

ものの、美しい佇まい。

空間を切り裂くように突出して存在するのではなく、
その場にすっととけこむようなあり方。

それでいてその場の主役となる秀麗さ。

和の考え方にも通じるような、そんな在り方を突き詰めた”シェーカー”由来のものたち。

曲げ木の技法で時間をかけてつくられる木のシェーカーボックスをモチーフに、
熟練した木工の職人たちの手技を引き継いで、Hender scheme率いる革のプロフェッショナルが紡いだ、革のシェーカーボックス。

革靴の製法を応用してつくられており、3mmのカウレザーをコバ漉きで厚みを整えてから、土台のキワに張り込んでアウトステッチをかけて仕上げられています。

部屋のなかのどこに置いても、それはきっと空間に溶け込んで、それでいてしなやかな存在感がありつづけるのでしょう。

カラー展開は2色。

使えば使うほどにアメ色へと経年変化してゆく、革本来の表情を楽しめるnaturalと、
牛革のしっとりとした質感とマットな黒の組み合わせで、大人も惚れ込む佇まいのblack。

お選びいただけるサイズは3つ。

日用品から大切な思い出まで、紙や木、陶器、さまざまな素材のものを入れて置いておきたい一品です。

ブランド名は、心理学用語の"Genderschema'からの造語で、Genderの頭文字の'G"を、アルファベット順で 一つ超えた"H"にすることで、ブランドコンセプトである『ジェンダーを超える」という意味を表現している。 プランドコンセプトは、社会的性差(gender)の分野に属する「デザイン』において、男女の性差にとらわれず、 ジェンダーを超えて自由にデザインすること。一方、男女の骨格の差や筋肉の付き方などの生理的性差(sex)に ついては尊重し、木型やカットの深さなどにおいて、メンズ・レディースで若干差をつけている。

連載「キナリノモール名品探訪記」では、アルテックのインタビューを公開中！今回は、Artek japanスタッフの皆様と、長年アルテックのパートナーショップとして別注カラーのアイテムを販売してきたhalutaにお話を伺いました。ブランドを代表するプロダクト「スツール 60」のみならず、チェアやテーブルなどアルテック製品に宿る哲学と、その魅力をひもときます。ぜひご覧ください！