タマヌオイルは、肌にしっとりとなじみ、濃厚なナッツの香りがひろがる、やわらかなテクスチャーのオイルです。しっかりと重みがありますが、角質層によく浸透するため、ベタつかずスッとよくなじみます。

乾燥による肌のトラブルをやわらげたり、肌にうるおいとなめらかさを与えるので、顔や全身のお肌のお手入れにお使いいただけます。

テリハボクの種子を搾ってつくられる植物オイルです。搾りたてのオイルは黄金色で濃厚なナッツの香りがします。強い日差しや乾燥から肌を守り、すこやかに保つ効果に優れています。

タマヌオイルには、オレイン酸やリノール酸など肌の保湿に最適な脂肪酸がバランスよく含まれているほか、天然の抗炎症成分カロフィロリードや、高い抗酸化作用をもつトコトリエノール（天然ビタミンE）が豊富に含まれています。

テリハボクの種は、固いコルク質の殻の中にナッツ（仁）が入っています。このナッツを傷つけないように取り出すため、一つひとつ手作業で殻を割る作業を行います。殻割りは、専用のくるみ割りのような道具もあるのですが、トンカチで割るのが楽だという意見が多いようです。

島のオバアたちは、「家にこもっているよりも、こうやってみんなで集まってできる仕事があると楽しいさあ」「これをぬって美人になってから恋をするさあ」とおしゃべりしたり、唄を歌ったり、隣同士でスピードを競い合ったりしながら殻割りをしてくださっています。

殻を割った種は、洗浄して乾燥させます。熱による成分の変化を抑えるため、乾燥機などを使用せず、約4か月間かけて太陽と風の力だけでじっくりと自然乾燥させていきます。

何度にもわたって未成熟、変色、虫食いなどの種子をハンドピックで取り除き、徹底した品質管理を行います。十分に乾燥させた種子を、搾油機で搾っていきます。

保湿効果が高いので、顔や全身のお肌になじませることで皮膚の水分を保ち、乾燥による肌荒れを防ぎます。季節の変わり目の肌トラブル、お肌が敏感な方、バリア機能が弱い方にもおすすめです。

お風呂上りに洗った髪を乾かす際、タオルで軽く水分をとった後の髪にオイルを1～2滴なじませてからドライヤーで乾かすと、パサつかずしっとりふんわりとまとまります。

タマヌオイルには血流を促し、老廃物を排出させる働きがあります。気になる部分へのマッサージに使うと、肌をひきしめ、はりとうるおいを与えます。ベースとなるキャリアオイルに、タマヌオイルを少量ブレンドしてお使いいただくと伸びが良く使いやすくなります。

南国の植物油脂には、強い紫外線の環境下でも耐えられるような「抗酸化作用」や「紫外線耐久効果」を持つことが多く報告されています。紫外線による日焼けのダメージを受けにくい肌をつくるのにはまさに最適なオイルです。

外出前にさっとオイルを塗ることでUVケアに。

南太平洋の島々で古くから皮膚の治療薬として使われてきたように、傷跡や肌荒れ、やけど、虫刺され、ニキビ、オムツかぶれなどの炎症をやわらげてくれる効果があるといわれています。手洗いやアルコール消毒で荒れてしまう手指の保護にも。

朝晩ともに、洗顔石鹸、フェイスミスト（化粧水）、ピュアタマヌオイルの3ステップでOK。

新鮮なタマヌオイルを贅沢に使用した無添加石鹸。

タマヌオイルが持つ有用成分を最大限に活かすため、熱を加えないコールドプロセス製法でじっくりと約2カ月間かけて作られます。オレイン酸やリノール酸、抗炎症成分のカロフィロリード、高い抗酸化作用を発揮するトコトリエノール（スーパービタミンE）などの成分を十分に生かした贅沢な石鹸です。

きめ細やかでなめらかな泡立ちは、しっかりとお肌の老廃物や汚れを洗い落とし、同時に、タマヌオイルの保湿効果で、しっとりとしたやさしい洗い上りを実現しています。

天然由来の成分だけで作っておりますので、小さなお子様にも安心してお使いただけます。もちろん、お顔だけでなく、全身の洗浄にもご使用いただけます。

月桃蒸留水をベースに、皮膚をすこやかに保つテリハボク葉やハマゴウのエキス、アロエベラなど、島の植物の恵みを贅沢に配合した、とてもシンプルな化粧水です。軽やかなミストでお肌にうるおいを与えます。

レモンユーカリ、ローズウッド、マンダリンオレンジ、レモングラスの香りで、使うたびに明るく前向きな気分に。

肌にすっとなじんでべたつき感なく、しっとりとした潤いとハリを与えてくれます。

洗顔後のお顔に2～3滴、両手でプレスするようにして優しくなじませてください。化粧水の前にブースターオイルとしてお使いいただくのもおすすめです。

宮古・池間島の強い太陽を浴びて育ったテリハボク（タマヌ）とクロヨナの種子油、無肥料・無農薬で育てたアロエベラなどの島の植物から抽出した原料を使用した、日焼け止めが仲間入りしました。強い紫外線の環境下で育つ熱帯・亜熱帯地域の植物は、植物自ら身を守るための紫外線耐久効果が高いと言われています。その代表がタマヌやクロヨナの種子からとれるオイルです。タマヌオイル、クロヨナ種子油を中心に、池間島で無肥料・無農薬で大切に育てたアロエベラやひまし油などの保湿成分を加えました。これら島の植物の力を最大に活かした、肌にやさしいUVケアクリームです。

naureタマヌUVケアクリーム(日焼け止め)はジャータイプ。SPF25のPA+++です。日焼け止めにありがちな、キシミやベタつき感がなく、まるで保湿クリームをつけているかのような滑らかな付け心地です。白浮きもしにくく、くすみや色ムラを補正して、お肌をワントーン明るく見せてくれるので、メイク下地としてもおすすめです。石けんオフが出来るのも嬉しいポイント。

サンゴ礁の死滅など、海洋環境の悪化は宮古島の美しい海でも例外ではありません。この日焼け止めには、海洋生態系への影響が危惧される紫外線吸収剤など、海外(ハワイやパラオなど)で使用が禁止されている成分を一切使用していません。日焼け止め成分は、昔から使われてきた酸化亜鉛、そしてタマヌやクロヨナ種子のオイルです。
▪不使用成分
✓紫外線吸収剤
✓石油系界面活性剤
✓パラベン
✓フェノキシエタノール
✓合成香料
✓合成着色料
✓シリコン
✓エタノール
✓ナノ化原料
✓鉱物油
✓酸化チタン
✓シクロペソタシロキサン

タマヌオイルを作る背景には、解決したいさまざまな課題があります。

海をよく知る島のオジイ方は、「以前はサバニ（小舟）が沈むほど魚が釣れたよ」と昔を懐かしみつつ海の変化を憂えています。過疎高齢化が進む島では、祭祀や行事、お互いの助け合いも難しくなり、仕事を求めて若い人たちは島を出ていきます。高校進学で島をでる若者は「この島にはなにもない」と言います。おそらく全国の農村漁村で進行している問題です。

わたしたちは、この島で地域づくりの仕事をさせていただいたおかげで、切実な島の課題が見えてきました。

島の誇りである豊かな海や島の自然環境が持続的でないこと、だれ一人取り残さない地域社会を実現するための具体的な仕組みが存在しないこと、未来を担う子どもたちが広い視野と自らの足元を学ぶ機会が不足していることなどです。

わたしたちのタマヌオイルは小さな渦の最初の回転です。ぐるぐると廻りながらこれらの課題と向き合い、島の自然を豊かに、島の暮らしを元気にしていく仕組みをつくりたいと考えています。

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