鋼板の表面にガラス質の釉薬を焼き付けしたホウロウのれんげ。
耐久性のある琺瑯製は匂い移りもしにくいのでキッチンアイテムにぴったりの素材です。
製作は栃木県の野田琺瑯。
ちょっとレトロな雰囲気とカラフルな色が愛着持って使えそう。
スープやご飯、デザートなどなど、スプーンと違っていろいろ使えるのがれんげのいいところ。
「れんげ」は、「蓮華」。
すなわちハスの花だと気づいていましたか?
「ちりれんげ」は、「散り蓮華」。ハスの花から散った一枚の花びらに見立ててこの名があるのです。
たしかに大きさも形も、ハスの花びらによく似ていますね。なんて優雅な美しい名前なのでしょう。
れんげは、仏教の国・中国からはるばる日本へ、すでに平安時代には伝わっていたのだとか。
しかし、その中国では、日常用いるれんげのことを単に「匙」「湯匙」と呼ぶのみで、西洋式のスプーンと区別するときには「中式匙」と言うのだそう。
「れんげ」が「蓮華」なのは、日本独自の感性だったのですね。
西欧のスプーンがスープ用だとかデザート用だとかに細分化し、どんどん専用の道具に発展してきたことに対し、れんげはスープもデザートもご飯もと、何でもござれの汎用(はんよう)の道具です。
そんなところも、日本人の感覚に合致するところなのだと思います。
琺瑯は製法上、鋼板の端部分は釉薬がかかりにくく、ところどころ鋼板素地が出ております。(上記画像)
こういった箇所はサビが出やすくなっておりますので、ご使用後は、洗ってからしっかりと乾燥させてください。
江戸時代から続く美しい町並みで知られる岡山県倉敷市。
今も手仕事の伝統が残る倉敷を拠点に活動する雑貨メーカー“倉敷意匠”。
手仕事による作家さんとのコラボレーションやオリジナルアイテムなど、日用品として日々使われるごとにより、美しく育っていくようなモノを送りだしています。
「琺瑯は、使う人の心延(こころばえ)を的確に表してくれる日常の道具として
80年以上 心をつくし、手をつくし、造りつづけています。」
昭和9年より80年以上、琺瑯づくり一筋にあゆみ続けてきた野田琺瑯。
ひとつひとつ丁寧につくりだされる琺瑯製品は、シンプルなデザインと実用性の高さに愛用者も多い日本を代表する琺瑯メーカーです。
ギフトラッピングを無料で承ります。ご希望の方は商品と一緒に「Gift Wrapping|ギフトラッピング」をショッピングカートでご購入ください。
※まとめてラッピングか個別ラッピングかを備考欄にご記入ください。特にご指定がなければ、まとめてラッピングさせていただきます。
- カテゴリ
- 生活雑貨 > 食器・カトラリー > カトラリー・箸
- ブランド
- 倉敷意匠
- サイズ
- 幅4.3 × 長さ14.2cm
- 素材
- 鋼板琺瑯仕上
- メーカー
- 野田琺瑯
- カラー
- ホワイト、グリーン、ブルー、ブラウン、グレー(新色)
※イエローは廃番になりました※
- 生産地
- 栃木県・新潟県
- お取扱いについて
- ・琺瑯はガラス質のため、ぶつけたり落としたりしないようご注意ください
・琺瑯は素地に鋼板を使用しているため、端部分や吊り痕には釉薬がかかりにくくサビが発生しやすくなっております
・ご使用後に洗ってよく乾燥させていただくことでサビを防ぐことができます
左からイエロー(販売終了)、ブルー、グリーン、ブラウン、ホワイト