「伝統に新しい風を吹き込む」なんて使い古された言葉ですが。
この器を見たときに、パッと頭に思い浮かんだのが、まさにその言葉でした。
洋食器のような軽やかなデザイン。
和食器の落ち着いた趣。
二つの魅力が一つの器の中でケンカすることなく同居する、新しいタイプの器だと、とてもびっくりしたのを覚えています。
今回は、この器を手掛けている、陶房ななかまどさんをご紹介します。
陶房ななかまどさんは、金沢にてご夫婦で製作を続けていらっしゃいます。
それぞれが違う窯元で修業されて、そこで培った技術とセンスを組み合わせて、器を作っているんです。
それはそれは、素敵なものが生み出されるのも、納得ですよね。
そして、奥様のかのこさんは、毎日ご家族のために料理の腕も振るっているから、主婦目線もバッチリ!
使う人の、「ちょうどいい」をカタチにしてくれています。
絵柄のデザインだけでなく、是非注目して頂きたいのが、このカタチ。
一見、普通。
でも、使ってみて、まあびっくり。
反りあがった縁の高さ、しっかりと汁物もキャッチしてくれる頼もしい窪み。
一人分のおかずを盛り付けるのにも、ぴったりのサイズ感。
盛り付ける時の、こうだったらいいな、を実現してくれているんです。
おまけに、家庭料理の定番メニューとは、本当に相性がいい。
オムライスや豚の生姜焼き、お刺身にいたるまで、スッキリと華やかに見せてくれます◎
全て手仕事で作られる器の醍醐味は、やっぱり温もりですよね。
工業製品とは全く違う雰囲気は、一度使うと、その魅力から抜け出せなくなる人も多数です。
人の表情のように、器ひとつひとつにも、それぞれに歪みがあったり、釉薬の色の濃淡が違ったり。
だからこそ、面白い。
愛着がもてる一皿とは、こういうことなんだなぁと実感させてくれます。
ラフなタッチで描かれた線の上に、さまざまな色をのせて。
ふわっと軽いタッチが、器に軽やかな雰囲気をプラスしてくれています。
陶房ななかまどさんの器、いかがでしたか?
和食器という概念にとらわれない、自由な空気を感じる器。
料理の表情を豊かにしてくれる器として、おススメです♪
小林大さん、かのこさんご夫妻がつくる普段使いにぴったりの「陶房ななかまど」の器。
大さんは瀬戸、かのこさんは九谷焼の窯元“青窯”にて経験を積み、 息の合ったお二人の手によって生み出された器は、目にも美しく、確かな技術を感じることができます。
料理をそっと引き立てる味わいのある器には、毎日の食事をもっと大事にしたくなる、ぬくもりが溢れています。
毎日使う器だからこそ、奇を衒わず、食卓に自然に馴染むものを。
ずっと使い続けていきたい、そんな想いにさせてくれる素敵な器です。
・ハンドクラフトのため絵柄の配置、色の濃淡、サイズ、形状などが1点ごとに異なります
・形状の自然な歪みは手仕事の味わいとしてお楽しみください
・急激な温度変化は割れや釉薬の剥がれの原因となりますのでお避けください
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