確かな職人の技術に裏打ちされたシンプルなジュエリーは、あなたの日常にそっと寄り添ってくれる存在になるはず。東京の小さな工房で職人がひとつずつ丁寧に作るピアスを、この冬、自分へのごほうびに、大切な人へのプレゼントに贈ってはいかがでしょう？

今回ご紹介するWABORI ピアスは、熟練の彫金職人の手により、鋼鉄製の手工具「鏨（タガネ）」を使って和彫りの技術で1点ずつ繊細な和柄を彫り込んでいます。

繊細な和柄の深奥からキラリと放たれる力強いきらめきは、和彫りならではの独特の迫力ある輝きが魅力。

片手でタガネを持って彫り進める「洋彫り」は、細かな模様を彫るのに適している技術。一方の「和彫り」は、力強い彫りが生まれるのと同時に、金属同士が擦れることによってより強く光りを放つのが特徴です。片手にタガネを持ち、反対側の手に持った金槌でタガネを叩き込みながら彫り進めていきます。
和彫りの技術、凹凸だけで放たれる光の反射の美しいきらめきは、あなたの耳元でさりげなくその存在感を発揮してくれることでしょう。

古き良き日本のモノづくりに携わる全ての人とその過程を大切に考え、現在の私たちの生活に結ぶアクセリーなどに昇華して世界中に届ける「KARAFURU」。こちらの写真の真珠×蒔絵のアクセサリー「MAKIEパール」を、ネットなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか？

私たちが生まれた日本で長く受け継がれてきた伝統工芸の技術や職人の後継者不足などの危機に瀕する日本のモノづくり技術を継承するために何かできることは…。そんな想いから、主宰の黒田幸が2011年に立ち上げたブランドがKARAFURUです。

“古き良き日本の文化と技を結んで、手に取るひとの気持ちを晴れやかに”
そんな想いがつまったKARAFURUのアイテムは、どれも日常使いができる“ホンモノ”のジュエリー。彫金職人が伝統の技術でひとつひとつ丁寧に手で仕上げた「WABORIピアス」も、まさにその価値を実感できる逸品です。

光の輝きや雪の結晶をモチーフにしたような、どこか懐かしくもありモダンなデザインのWABORIピアスの柄には、伝統的な文様の「菊花」と「麻の葉」が彫り込まれています。このふたつの文様は、KARAFURUを代表するMAKIEパールでも一番の人気を争う柄でもあります。蒔絵で描く和柄とはまた違った趣きの美しさと手仕事のぬくもり、味わいが感じられるジュエリーです。

完璧な丸ではない、少しいびつで愛らしいフォルムにぬくもりとやさしさが感じられる「菊花(丸型)」。
昔から、花弁が放射状になって咲く菊の花の姿はお日さまに例えられ、精力をもたらす長寿の花としても尊重されました。日本を代表する花として皇室のご紋章、国会議員のバッヂ、硬貨など様々に用いられています。その後日本を象徴する秋草の意匠の一つとして扱われるようになりました。 健康で美しい女性でありたいと願いを込めた自分自身への「お守り」として。 「いつまでも元気でいてもらいたい」という願い込めた贈り物としてもぴったりです。

手仕事のぬくもりが伝わる、ぼこぼことした縁取りの丸いっぱいに彫り込まれた四つの菊の花。伝統文様でありながら、洗練されたボタニカル柄のような独特の表情も魅せてくれるアイテムです。

シンプルかつエッジの効いたデザインが目を惹くひし形のピアスの中央には、伝統柄・麻の葉をモチーフにしたデザインを彫り込んでいます。
麻の葉はすくすくと真っ直ぐに成長するという特徴を持っているだけでなく、「魔除け」の効果があるとして、赤ちゃんのための肌着や産着などに麻の葉の模様を縫い付けることが多い模様です。今でも肌着の中には麻の葉がプリントされていることも多く、 女性が着物の下に着る肌襦袢などにも麻の葉の模様が入っていることも多いです。

ピアスいっぱいに四つの麻の葉を彫り込んだ「麻の葉四つ(ひし形)」。麻の葉モチーフの集合が、星のスタッズや光の反射をデザインしたようにも見える、よりハイセンスなアイテムです。

WABORIピアスは、シングル（片耳・1個売り）とペア（両耳）をご用意。
オン・オフ問わず、日ごろからさりげなく身につけられるサイジングとデザインなので、あなたを物語る“お守り”のように毎日身に着けていただけます。また、雰囲気のある大人の女性をアピールできる耳かけヘアやシンプルなコーディネートのアクセントとして片方の耳元だけにポイントをプラスするのも素敵ですね。

素材には、あたたかみがあり、私たち日本人の肌を美しく見せてくれる「K18」を使用。いつまでも色あせることのないゴールドの美しい輝きをお楽しみいただけます。

KARAFURUのすべてのアクセサリーは、オリジナルの桐箱に入れてお届けいたします。

鱗文様をアレンジして花のカタチに並べたオリジナルデザインの桐箱。「手に取る方の気持ちを晴れやかにしたい」という思いをのせた桐箱に入ったアクセサリーは、自分へのご褒美はもちろんプレゼントにも最適です。お母さんへ日頃の感謝の気持ちとこれからの健康を願って、また、お母さんから遠く離れた娘に、男性の方は大切なパートナーへ…。贈る相手への想いを込めて、こんな素敵なアクセサリーをプレゼントするのも素敵ですね。
※箱の色はお選びいただけません。