全国の銅器生産の95％を占める富山県高岡市で、明治30年より鋳物業を営む株式会社二上が、大治将典氏をデザイナーに迎えて新たに立ち上げた生活用品ブランド、「FUTAGAMI（フタガミ）」。
素材となる真鍮（しんちゅう）は、銅と亜鉛との合金で、経年変化による酸化で少しずつ枯れた色合いになり、人と場所に馴染んでいく素材。
耐腐食性が強く、加工が比較的容易なため、古くから建築、船舶、家具、さらには美術工芸品や仏具など、様々な分野で使用されてきました。
二上が長年培った技術と、大治将典氏のデザインで、今の暮らしにフィットする美しい生活用品を生み出しています。

真鍮鋳肌を持ち手に活かしたカトラリーシリーズ。真鍮を使った持ち手は、鋳物ならではの立体感があり、手にフィットしやすくなっています。

鉛を含まない独自開発の真鍮を用い、口にあたる部分には銀メッキを施してあるので、安心してお使いいただけます。また、口に触れる部分に施された銀メッキには、抗菌性も認められており、金属臭もなく、衛生的でかつ美しいコーティングです。

真鍮と銀のコントラスト、口に含んだときの艶やかな感触、手にとった時の滑らかな鋳肌の質感をお楽しみください。

真鍮と銀メッキの境目までも美しく、繊細で丁寧な職人仕事を感じることができます。

こちらは先がきゅっとすぼまったスマートなシルエットのデザートスプーンです。

こちらはシャープなシルエットの二又のデザートフォークです。

こちらは先がきゅっとすぼまったスマートなシルエットのテーブルスプーンです。

こちらはシャープなシルエットのテーブルフォークです。

特徴的な菱形の持ち手は、お箸を扱う感覚で使えるようにと工夫を施されたデザイン。使い始めはピカピカとしていますが、酸化により少しずつ深みを増し、独特の味わいと素材本来の美しさがでてきます。

同シリーズの鋳肌のカトラリーや「鋳肌のカトラリーレスト 流星（※）」と合わせると、品のあるスマートなコーディネートに。いつものティータイムやおもてなしの場面などにも華を添えてくれます。

（※）「鋳肌のカトラリーレスト 流星」は、鋳肌スプーン・フォーク(大)がぴったり置けるサイズにデザインされています。

こちらは食卓で使える道具としてデザインされたバターナイフです。

変形八角形の持ち手は、油絵用のヘラをヒントにデザインされています。鋳物ならではの立体感があり、手にフィットしやすくなっています。 先端部分は薄く、滑らかでバターが塗りやすいよう工夫が施されたデザインです。

象形的な鋳造の真鍮は日用品でありながらもまるで鋳物のオブジェのようで、使わない間も見せておきたい素敵な佇まいです。同シリーズの全カトラリーを揃えたくなりますね。

カトラリーは一点ずつFUTAGAMIのロゴが型押しされた箱入り。お祝いなどの贈り物にも喜ばれる一品です。

真鍮鋳肌独特の砂目、色合い、擦れ具合などに個体差が見られます。
素材そのものの味わいをお楽しみください。
銀メッキ部分に細かな擦れや黒ずみなどが見られる場合がございます。予めご了承ください。