理学療法士(リハビリテーションの国家資格)とファッションデザイナーの協業で生まれた、着やすく、着せやすく、動きやすく、そしてファッション的な魅力も備えたお洋服です。
ウエストのストリング(紐)を使って、⽚手でもズボンを上げられます。
今までリハビリテーション業界や介護業界でも常に問題になっていた「半身の麻痺が残った側のお尻部分がトイレ後や着替えのときに上げられない」ということが解消されました。
ベルト部分はゴム仕様で、リラックスした穿きごこちで着用いただけます。
座った状態でも使いやすいように、ポケットは前側に配置しました。
足まわりを大きくとったデザインで、ゆったりとしたはきごこちです。足に装具を付けた状態でも目立ちにくいです。
また、裾についたボタンで、丈を調節できます。
股上を深くとっており、ウエストが下がりにくいです。
お尻まわりもゆったりとしていて、背中が曲がった姿勢でもスッキリとした印象で着こなしていただけます。
インドに昔から伝わる技法で創られるカディは、吸収性・速乾性にすぐれ、夏は肌に涼しく、冬は暖かく感じられるとても気持ちいい素材です。
生糸を紡ぎ、巻き取り、織る・・・と多くを手作業で行います。そのため長い時間を必要とし、生地1Mの糸を紡ぐだけで1日もかかるほどです。手で引くカディの糸は機械では出しえないほどとても細く繊細です。
こうして多くの人の手を経て、カディはとても温かみがあり味のある素材として生まれます。
脳卒中により身体の半身が動かしにくい方、ご家族の介護が必要な方、年齢を重ね日常生活における動作が行いにくくなっている方、またその周辺の方々の日々の生活がより彩のあるものにとの思いを込めてOHK(オーク)は生まれました。
理学療法士 株式会社ONEMORESHIP 小池 隆二
訪問リハビリの対象者は、脳卒中後で体の片側に麻痺が残っている方や年齢を重ねられ背中が丸くなっている方々が居られます。このようにして日々訪問リハビリに取り組む中である日、脳卒中後で体の片側に麻痺が残っている方から『もっと着易い服があれば自分も楽だし、服を着せてくれる者も楽なのにな』というお言葉をいただきました。そこで着るものに身体の動きを合わせるだけでなく、着るものが身体の動きに合えばもっと楽に更衣動作が出来るようになると思い、今回リハビリ専門職として服作りに参加させていただきました。
インドの手紡ぎ、手織りの素材"カディ"。とても繊細で肌触りが良いこの"カディ"を通じて、インドの手仕事の素晴らしさと、スタイルと着心地の良さを追求した製品を提案したいと思っています。
今回のこのプロジェクトも同様です。インド手仕事のプリント生地とカディで、毎日の生活にハッピーを感じるご提案が出来たらと考えています。
OHKのファブリックは全ての工程をインドにて手作業で行っております。
工芸的、伝統的な手法で手織り・手染め・手縫製を行っており生産過程において、どうしても多少の「織りキズ」「染めむら」「プリントのずれ」「多繊維の混紡」「ほつれ」などが発生いたしますが、これらは独特のやさしい手触り・風合いと並んだ特徴のひとつです。使用に問題ない範囲で良品と捉えさせていただいております。手作りのあたたかみをお楽しみください。ハンドメイド製品のため、サイズに多少の誤差があります。
商品の特性上、生地の取り位置により柄の出方、ニュアンスなどの個体差があります。企画・デザインはすべて理学療法士監修の元、行っております。
AREKOREでは、ギフトラッピングを無料で承っております。基本は包装紙にリボンとなります。
ご希望の方は商品と一緒に「ギフトラッピング」をショッピングカートに追加してください。