秋は、あったかいごはんのおいしさが体にじんわり沁みわたる季節。夏の間にたまった疲れと冷えを穏やかに癒してくれて、冬を迎えられる状態に体を整える食材も豊富です。手軽に旬の野菜を調理できて、季節を味わえる蒸篭を使ったレシピを紹介します。
秋の蒸し野菜
根菜やきのこなど、お好みの野菜を食べやすい大きさに切って、蒸篭に並べて10分から15分ほど蒸すだけ。コツは蒸気がよくまわるように隙間をあけておくこと。火の通りにくい根菜から先に入れて、葉ものは後から入れると蒸しあがりが均一になります。さっぱりとレモン醤油だれでどうぞ。
レモン醤油だれ
<材料1人分>
玉ねぎ(すりおろす)1/2個
レモン(絞り汁)1個分
醤油 大さじ1
<つくり方>
材料を混ぜるだけ。野菜はもちろん肉や魚、麺類などにもあうさっぱりとしたレモン醤油だれです。
菊花焼売
秋は「菊の季節」。いつもの焼売にひと工夫して菊の花をあしらえば、小さな秋を感じる食卓に。蒸篭を開けた瞬間の華やかさはおもてなしにもおすすめです。包むよりも簡単なので、ぜひおためしください。
<材料>*3〜4人分の材料
焼売の皮 30枚
食用菊の花 3〜4個(花びらを花弁からとっておく)
豚挽肉 450g
玉ねぎ(みじんぎり)1個
長ねぎ(みじんぎり) 1本
片栗粉 大3
酒 小1
砂糖 大2
塩 ひとつまみ
胡椒 適量
醤油 大1
ごま油 小1/2
<つくり方>
1.刻んだ玉ねぎと長ねぎに片栗粉をまぶし混ぜ込む。そこに調味料を全部入れ、更に混ぜる。
2.1に挽肉を入れ、手でよく練り肉ダネの完成。
3.バットに焼売の皮を細く切り入れ、そこに菊の花びらを混ぜて衣をつくる。
4.肉ダネを手でまるくカタチを整え、衣をふんわりまぶすようにつける。
5.蒸篭に並べ、沸騰した鍋にのせ10分ほど蒸せばできあがり。
POINT
蒸篭に白菜やキャベツを敷いてから並べるとくっつきにくくなります。クッキングシートでもOK。
焼売の皮は花びらと同じくらいの細さに切ると、仕上がりがきれいに。
秋の食卓、炊きたてごはんと
TODAY’S SPECIALでは、調理道具からうつわまで、秋の食卓を楽しむためのあれこれを揃えました。旬を味わって、体を整えませんか。
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