お気に入りのものを作って余った布、
一目惚れして買った布、ソーイング好きのおうちには、きっとたくさんあると思います。
一般的に、売られている布の幅は110cm。
お洋服をはじめ、好きなものを作ったりすると、その3分の1くらいが、余ります。
この、3分の1にも満たない34cm×34cmでできる布小物の作り方をシリーズでお届けします。
第10回の今回は、コロンとしたフォルムがかわいいがま口ポーチです。
がま口ポーチのパターン(型紙)
がま口ポーチの材料
※仕上がりサイズ:がま口による
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・外布:がま口に合わせた大きさを2枚
・内布:がま口に合わせた大きさを2枚
・がま口口金:1個
・紙紐:口金の2倍程度の長さ(口金とセットになっている場合は不要です) ・ボンド:布と金属を接着できて細めのノズルのもの
・ペンチ ・さし込み器具、もしくは目打ちやマイナスドライバーなど ※型紙『基本タイプ』のとおりの寸法にカットしてください。
がま口の作り方
1.布を縫う
外布パーツと内布パーツをそれぞれを中表に合わせ、ぬいどまりのところに印をつけます。
底を丸くしたい場合は、筒形のものなどをガイドにしてチャコペンで描いてカットします。
中表に合わせた状態のまま、クリップなどでとめます。
ぬいどまりから下の部分をぬいしろ1cmでぐるっと縫い合わせます。
外布パーツと内布パーツ、両方とも縫い合わせました。
2.外布と内布を縫い合わせる
ぬいしろを3mmくらいにカットします。ぬいどまりのところはぬいしろ1cmのままにします。
ぬいどまりのところがぴったりと合わさるように内布パーツと表布パーツを中表で合わせ、クリップなどでとめます。
口の部分をぬいしろ1cmで縫い合わせます。返し口をつけるのを忘れないようにしてくださいね。
ぬいしろを3mmくらいにカットします。返し口のところはぬいしろ1cmのままにします。
3.返し口をとじる
表に返して形を整え、返し口にアイロンをかけて折り目をつけます。
折り目をつけたら返し口をとじます。口金がかぶさって見えなくなるので、端の部分を直線縫いでOKです。
4.口金をつける
口金の溝にボンドを入れていきます。はみ出たら拭き取って下さいね。
口金の中央と印をつけた本体パーツの中央を合わせ、目打ちなどで中に押し込んでいきます。
紙紐が口金からはみ出そうな時は、押し込む前にカットします。
キズつかないようにあて布をして、端の部分をペンチでしめていきます。
がま口ポーチが完成
リップやハンドクリームなどのコスメポーチや、ちょっとおでかけするときのお財布代わりになったりと、便利でかわいいがま口ポーチ、ぜひお気に入りの布で作ってみてください。
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ベビー&キッズのソーイングキット専門店「nunocoto」と、デザイナーズファブリックの通販サイト「nunocoto fabric」です。もっと見る