こんにちは。grafの古屋です。
朝晩とひんやりした空気に包まれることが多くなり、お部屋もエアコンいらずで快適な季節。
でもそんな秋もあっという間に過ぎてしまいます...。ニットにコートに革ジャンと、冬服を探し始めている皆さん!お部屋の冬支度は進んでいますか?
今回は、これからの季節におすすめしたい、世界にひとつの絨毯【ギャッベ】をご紹介します!
羊毛で織る、世界にひとつの手織り絨毯
青いラクダのギャッベ ラクダは新しい豊かな土地へと運んでくれることから「成功」の象徴とされている
ギャッベとはペルシア語で、「ざっくりした」という意味。イランの砂漠付近に住んでいる、遊牧民族によって織られた絨毯のことを言います。
遊牧民の暮らしの道具として、飼っている羊の毛を刈り、糸を紡ぎ、織りあげるという手法は、紀元前八千年頃から始まり、今も大切な文化として受け継がれています。
手仕事を感じる風合い、どこか温かく懐かしい雰囲気が気分もほっこりさせてくれて、これからの季節にもぴったり。
ギャッベはウール100%でできており毛足が長く、保温性・吸湿性に優れています。
冬は床暖房やホットカーペットの熱を通して傷むこともなく、夏でもサラリと快適なので、実は季節問わず活躍してくれます。
夏は40度を越え、冬には氷点下になるという、遊牧民の過酷な生活に耐えるための工夫がなされている絨毯です。
椅子の座面にぴったりの座布団サイズのギャッベは、通称「チェアマット」ととも呼ばれ、ふかふかで、むぎゅっと厚みがあるので、デスクチェアなど長い時間を座って過ごすときにとても重宝されます。
また、持ち運びしやすいサイズ感なので、お家の中だけではなく、クルッと丸めて自転車のかごに乗せ、海や公園に出かけて、のんびりと過ごす休日のお供にも。
汚れにも強いため、外で使用しても気になりません。
・普段のお手入れは、掃除機を折り目の方向に合わせてかけてください。
・飲み物をこぼしてしまった時はすぐにティッシュで押さえ水気をとります。次によく絞った濡れタオルでトントンと叩いて汚れを落とします。最後にティッシュなどで残った水分を取ります。羊毛の自然な油分がありますので、すぐに拭き取ることで汚れが浸み込み難いです。
・汚れやにおいがひどい場合は、シャンプーを100倍に水で薄めスポンジでよく泡立て、泡を汚れの上にのせます。毛足の方向に沿って、よく絞った濡れタオルでトントンと叩いて汚れを拭いていきます。後は、固く絞った布で同様に拭き、さらに乾拭きし、風通しの良い場所で十分に乾かしてください。
約W147×H104cmと大きめのサイズのベニワレンラグもございます。
冬に雪が積もる山岳地帯のベニワレン地方で織られていて、モロッコのラグの中でも最も名前が知られているラグのひとつです。
ウールは元々短い繊維を集めて撚ることで1本の糸として作られていますが、ベニワレンなどモロッコのラグはウールをあまり撚らずに織られているため、使用していく中で毛がほぐされ、繊維が遊び毛として出てきます。
遊び毛は日々のお手入れとして小まめに掃除機をかけることで少しずつ落ち着いていきます。また、コロコロなど粘着性のあるものを使用すると毛の繊維を際限なく抜いてしまうので、ご使用はお控えください。
また、10年に1度のクリーニングもおすすめしております。
クリーニングをご希望の際は当店にご相談ください。専門の職人さんにメンテナンスを依頼させていただきます。
汚れの程度などによってどのようなメンテナンスが出来るか変わってきますが、職人さんに相談し、お見積りをご連絡させていただきます。
同じ柄がないギャッベだからこそ、床に敷くだけで、見慣れたお部屋も自分だけの特別な空間になります○
ぜひ自分のライフスタイル、空間に合うベストなデザインと使い方を見つけてみてください。
ストア紹介
graf
こんにちは graf(グラフ)です。
私たちは、「ものづくり」を通して、「暮らしを豊かにする」ことを目指すクリエイティブユニットです。
大阪の中之島と豊中を拠点に、家具の製造・販売、グラフィックデ...もっと見る