こんにちは。sisam FAIR TRADE店長のタニです。
たぬきケーキのことが頭の片隅から離れなくなって、かれこれ数か月。
昭和レトロブームのなか、界隈でさまざまな喫茶店やお菓子屋のたぬきケーキが紹介されていて、そのゆるい姿を知っている人もいるはず。
可愛い。とにかくとっても可愛い。
今回は店長タニが休日に作ったたぬきケーキのお話と、作るのに活躍したneemのカトラリー、プレートを一緒にご紹介します♪
sisam|インドのneem村から届いた木彫りカトラリー【食器】【木製】【ギフトおすすめ】
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庭のヨモギがわさわさと姿を現した4月、よし、ヨモギケーキを焼こうと思い立った。
と同時に、「ヨモギケーキを、たぬきケーキにしたらいいんじゃないか」という素敵なアイデアが、電光のように頭をかけめぐった。
そうなると居てもたってもいられない。
必要な材料を買い込んで、わくわくしながら週末に臨んだ。
ケーキづくりに不慣れな私は、強力な助っ人を呼んでおいた。
同じくたぬきケーキ愛好家の、sisamのデザイナー タカハタ。
せっかくなので、愛用のneem食器やカトラリーをケーキづくりのお供に選ぼう。
たぬき♪たぬき♪と音頭をとりながら台所に集まった。
2時間後、その難しさに愕然とすることを私たちはまだ知らない。
土台のヨモギケーキ
【材料】
ヨモギ 両手に乗るほどの量 ※葉の部分のみ使用
無糖ヨーグルト 大さじ5杯
無塩バター 100g
砂糖 200g
薄力粉 300g
生クリーム 40g
ベーキングパウダー 8g
卵 3つ
まずは庭のヨモギの収穫から。春の香りに包まれて身体が喜んでいる感じがする。
新芽なので、塩だけでさっと湯通ししておく。
無糖ヨーグルトとともにミキサーで攪拌させれば、きれいな緑ペーストの出来上がり。(少し水を混ぜてもOK)
柔らかくしたバターと砂糖はハンドミキサーでよく混ぜ合わせてクリーム状にして、卵を少しずつ加えていく。
薄力粉、よもぎペースト、生クリーム、ベーキングパウダーを混ぜ合わせる。
ここでneemのオオキナサジが大活躍。 ざっくり混ぜるにはちょうど良く、手の感覚を楽しめる。
ケーキ型(21cm)に流し込んで、170℃オーブンに。時々様子を見ながら50分焼いていく。
sisam|インドのneem村から届いた木彫りカトラリー【食器】【木製】【ギフトおすすめ】
良い感じに焼けた!
ヨモギの香りが台所に充満して、このままですぐに食べてしまいたいくらい。
でもここからが勝負どころ。
1時間ほどケーキを冷ましてから、いざ、たぬき作りに挑戦!
たぬきデコレーション
【材料】
<バタークリーム用>
※バタークリームは失敗したので分量は参考になりません…とほほ
・卵白
・グラニュー糖
・水 ・無塩バター
板チョコレート(ブラックチョコレート) 3枚
アーモンドスライス(耳用)
まずはグラニュー糖と水をレンジに入れて数秒間。シロップを作る。
neemのコーヒーメジャーは、いつも料理さじ代わりに使っている。
卵白(2個分)と残りのグラニュー糖をハンドミキサーで混ぜ合わせ、シロップも混ぜていく。
なんだかまだどろんとしているので、冷蔵庫で少しの間冷やしておこう。
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湯せんで溶かした板チョコは、neemのヘラやパンナイフの裏側を使ってきれいな表面に整えていく。
なんだか成功しそうな気がしてきた。
表面のチョコが固まったら、いよいよたぬきの顔を作っていく。
ところが冷蔵庫からバタークリームをとりだしたら、「あれ‥バターが分離してない?」
ちょっと嫌な予感。
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がんばれ!がんばれ!とお互いを応援しながら、バタークリームを絞り出していく。
すでにガタガタ。でもまだ希望がある。
ここから上にチョコをかけていく。
どろどろ、どろどろ…
バタークリームのうえから滑り落ちるように、チョコが下へ下へと落ちていく。
でもまだあきらめないぞ。
このまま顔づくりに突入!
アーモンドスライスの耳を立てたら、たぬき感が出て、希望が見えてきた。
「あれ?良いんじゃない?いけるんじゃない?」と再び元気を取り戻す私たち。
親指と人差し指を使って、きゅっと顔をつまむ。
スプーンや箸先でバタークリームとチョコを重ねて、目を作っていく。
7匹分の顔を作って、ついに完成!
泥に溺れていくたぬき達のケーキが誕生してしまった。
「おぉぉぉ」というたぬきのうめき声が聞こえてきそうな、物語性のあるケーキ。
せめてたぬき達にささやかな幸せを。と、春の花びらを散らしてあげた。
うるうるした瞳を見ていたら、なんだか愛着がわいてきて、これはこれで成功なんじゃないかと思えてくる。
いざ実食!
さすが土台がヨモギケーキなだけあり、味は優しく美味しく、バタークリームとの良いバランスがとれている。
でもアラフォーの私たちの胃には1つが限界。ご近所家族にお裾分けに持って行こう。
たぬ吉、たぬ也、たぬ美、たぬ丸、幸せになるのだよ。
タカハタと私はまだ納得していない。
たぬきは一日にして成らず。
憧れのケーキをこの手で完成させるまで…!とリベンジを心に誓う。
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