こんにちは、はじめまして。
工房織座(こうぼうおりざ) ショップマネージャーの武田です。
4月8日に、工房織座直営店「KOBO ORIZA SHOP」キナリノモール店のオープンを無事迎えることができました。
さっそく、たくさんの方々にご覧いただき、また、ご購入いただきまして本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。
これからも、よりよいファブリックをつくり、皆様にお届けしていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
大正・昭和時代のシャトル式織機で織物づくりをしています
さて、まずは私たちの紹介をさせていただきます。
工房織座は、タオル産地として有名な愛媛県今治市、その山間にあります。織物に半世紀もの間、情熱を注ぎこんできた生粋の織り職人 武田正利が、2005年に創業。ストール・マフラーなどの巻きものを中心に、帽子やアームカバー・マスクなどの服飾雑貨、タオルやハンカチなどの生活雑貨などを、企画から製造、販売まで一貫して行っている工房です。現在は、織物好きのスタッフばかり14名に仲間が増えました。
私たちのものづくりの一番の特徴といえば「古い織機で織る」ということ。
最も古いもので、100年以上前、大正時代のシャトル織機を使って織っています。
これら織機は、壊れてガラクタの状態だったものを集めて復元し、独自に改造を施したオリジナル。この小幅の織機からは、「よろけもじり織り」に代表される唯一無二の独創的な織物がつくられています。
大正・昭和時代の歴史的名機が並ぶ工房。1世紀前の技術者が作った織機はとても丈夫。日々のメンテナンスさえ続ければ、壊れることなく動き続けます。大量に作ることはできませんが、素材本来の風合いや質感を活かした織物がつくれます。小幅のシャトル式織機では、両サイドは縫製なしで仕上げられます。これに着目し、織りで形づくった「コットンキャップ」などが誕生しました。
「kobo oriza」と「水布人舎」
私たちは、2つのブランドを展開しています。
「kobo oriza」:旧式織機から織る服飾雑貨のファクトリーブランド。
「水布人舎」:タオル織機を使った新たな織物づくりに挑戦する、産地活性を目的としたプロジェクト。現代織機には、また違う魅力・可能性がある。工房織座のアイデアとノウハウを活かし、今治の職人たちとともに、ものづくりに没頭しています。
kobo oriza
工房織座に受け継がれる、織物への探究心を体現したファクトリーブランドです。
クローゼットから服を選ぶとき、理想の一日を思い浮かべて気分を高めるように。
季節や天候、一緒に過ごす人のこと。そこにマフラーやストールがあることで、昨日とは違う、今日の組み合わせを愉しんでほしい。
そう思いながらものづくりをするうちに、さまざまな素材・色・模様が織りなす、個性豊かなウェアが生まれました。
水布人舎 SUIFUTOSHA
布と人の未来を考える、タオル創造プロジェクト
豊かな「水」の恵みに支えられ「人」の手を経て完成する「布」。
それは長い歴史の中で姿かたちを変えながら、いつも使い手の暮らしに役立ってきました。
水布人舎では、そんな「布」と「人」の幸せな関係が未来にも続くことを願って生まれプロジェクトです。
工房織座キナリノモール店では、作り手の直営店ならではの、ものづくりの背景や、作っている様子などストーリーを交えて、商品を詳しくお伝えしていければと思っています。
今後も、皆様に「織物」を楽しんでいただけるよう、随時 新しいアイテムの発売を予定していますので
お時間があるときに覗いていただけると幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
kobooriza|麻のゆらぎ RIN 【ギフトボックス入り】
ストア紹介
工房織座
工房織座は、『織物で、あなたの「ものがたり」を愉しくする』をコンセプトに、四国 今治で2005年からものづくりをしているメーカーです。古くは100年以上前のシャトル織機を復元し、独自に改造。唯一無二の独創...もっと見る