Blurに新色が仲間入り。
マサムラクラフトの人気シリーズBlur(ブラー)に新しいカラーが発売されました。
新色は少し大人っぽい上品な「グレー」
今回は新色「グレー」とBlurの魅力をご紹介いたします。
【目次】
1、Blur(ブラー)とは
2、今までのカラー
3,新色のグレー
4、食材を引き立てる
5、自宅の食器と合わせやすい
6、まとめ
Blurは、岐阜県の美濃焼きで昔からつくられている「黄瀬戸」という焼き物の技術に端を発しています。浸透性のある金属色素を本焼きする前の素焼きへ色づけする胆礬(たんぱん)という技法があります。
これを応用して、にじむような柔らかい色合いの器をつくることができないかと、まるで織物を染めるような発想からBlurの製作がスタートしました。
従来の胆礬は金属色素に銅を使い、にじんだ緑色が特徴であるのに対し、Blurではホワイトは塩化ニッケル、ブルーとブラウンは塩化コバルトを使用して、にじみの色合いを表現。凹凸部分の着色は最もこだわった箇所でもあり、筆でムラなく仕上げる職人の技術が生かされています。
こうしてこだわり製作した器ですが、カジュアルなテーブルコーディネートに合わせやすくデイリーに使いたくなるアイテムになっています。
Blurは今までホワイト、ブルー、ブラウンの3色展開でした。
ホワイトはベースの白地にグリーンの縁のデザインがアクセントとなりとても爽やかな印象とともに、かわいい印象も与えてくれます。
ホワイトとは対極的なのがブルー。はっきりとしたブルーは食材のコントラストを意識することで、カラフルな料理を引き立てかっこいい印象を与えてくれます。
北欧ヴィンテージ食器のような表情のブラウンは、温かみを感じさせ、ほっこりとした時間が楽しめます。
色の組み合わせとしては、春や夏の時期はホワイトとブルーで爽やかな組み合わせ、秋冬はブルーとブラウンの組み合わせでレトロな温かみのある組み合わせが好評です。
Blurはホワイト、ブルー、ブラウンの3色で構成されておりカジュアルな印象を与えるシリーズでした。
新色は全体のシリーズの統一感を崩さず3色にも馴染むニュートラルな色を増やしたいという考えからグレーを選択しました。
釉薬の製作に関しては通常の手法と違った製作の仕方をしているのも特徴のひとつ。
釉薬を製作する際は、様々な原料を混ぜブルーならブルー用の原料を調合して製作するのが一般的です。しかし、グレーに関しては通常の手法と違い、Blurシリーズのブルーとブラウンで使用している釉薬を調合し製作されています。調合配分を変え,焼成テストを繰り返し理想のグレーができました。
カジュアルなブBlurの中にグレーが入ることにより、大人っぽいシックなコーディネートも可能になりBlurの可能性が広がりました。
グレーは様々な色との協調性が高くどんな食材にも馴染みます。自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色。
すべての色に微妙な深みと味わいをつくり、シックでモダンな印象を与えてくれます。
白いクリームが乗ったケーキなどのデザートにもおすすめ。
グレーの余白が白いクリームを映えさせます。
ホワイトとグレーに差し色のラズベリーを入れることによりモダンでおしゃれな印象を与えてくれ自宅でのカフェ気分をより盛り立ててくれます。
実は今年のトレンドカラーのグレーとイエローの組み合わせ。
グレーの落ち着いた色が瑞々しいイエローのフルーツをとても引き立ててくれます。
ファッションでトレンドカラーを意識する方は多いと思いますが、食卓でも表現し楽しんでみてもいいですね。
赤、緑、黄色のどんな色の食材とも組み合わせができサラダのシーンでも大活躍。
白い食器にサラダを盛るのと比べてコントラストが弱く柔らかい印象を持たせてくれます。
グレーは食材を選ばないのと同様にご自宅との食器ともとても合わせやすいカラーです。
調和の色と言われるグレーをベースにすれば、ご自宅の食器と調和したカラーコーディネートになりカジュアルな食器と組み合わせても落ち着いたシックな雰囲気も演出してくれます。
マサムラクラフトのBlurに新色グレーが仲間入りし4色展開になりました。
爽やかでかわいい印象を与えてくれるホワイト。
かっこよく料理を映えさせるブルー。
あたたかみのある食卓におすすめなブラウン。
食材もほかの器も引き立ててくれる万能なカラーで、いつもの食卓にモダンでシックな印象を与えてくれるグレー。
自分好みのカラーで食卓をぜひ彩ってください。
ストア紹介
POTPURRI
POTPURRIは地下鉄の半蔵門線・大江戸線が走る清澄白河という、珈琲とアートが特色の街にある小さなお店です。昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせてオリジナルの食器やオブジェ、ハンカチ...もっと見る