ロマンティックなくつした
みなさまこんばんは、yahaeです。
本日も寒い中ご来店いただきありがとうございました!
今日は恋人のために編み出された靴下のご紹介です。
みなさま、「アーガイル柄」はご存知かと思いますが、どうしてアーガイル柄と言われているかご存知でしょうか?
名前の由来について
アーガイル模様という名前の由来については伝説があります。
スコットランドにあるアーガイル城の王女が恋人へのプレゼントに苦心して編み出したのがアーガイル模様だったと・・・。
1993年に日本靴下協会で発行した“THE BOOK OF SOCKS AND STOCKINGS”(ミニ本)にはこのように記されています。
くつしたの模様といえば、ダイヤの形を組み合わせたかわいい柄が、よく見受けられる。これをアーガイル模様と呼ぶ。これには、ちょっとした伝説が隠されている。
かつてスコットランドにあったアーガイル城。その王女が恋人への贈り物に、ぜひともオリジナルな柄を届けたいと思った。何十日も苦心したあげく、スコットランドのタータン(チェック模様)を基本に編みだしたのが、アーガイル模様だった。これを編むには、針の頭を移したり、まわしたり、減らしたり、増やしたり‥‥しなければならず、愛がなければ編みあげられない。また、とてもオリジナリティーの高い模様のため、類似品や物真似が出ることもなかった。かくて、今もダイヤ柄とも呼ばれて親しまれている。
ダイヤの数は5つが一番安定性があり人気もあるが、3つのもある。
(中略)
愛があるなら、アーガイル。愛する人に、気持ちをこめて。
“くつしたの日”制定記念として作成された、
荒俣宏氏著作・監修の『THE BOOK OF SOCKS AND STOCKING』より
靴下工場ならではの技術が詰まった一足
よほど愛がなければできないような手が掛かる編み柄だったようですが、アーガイル柄の靴下は今もXマシン
という半転しながら編む特殊な編み機を使い、大変手を掛けながら編んでいます。
こちらの靴下はyahae kiyosumiの店頭でご覧いただけます。
大切な方へのプレゼントにもおすすめです。
ストア紹介
yahae
東京・清澄白河にあるファクトリー直営の靴下専門店。すべて奈良・広陵町の自社工場で一点一点、丁寧に編み上げています。私たちが作るのは、1921年から引き継がれてきた私たちの「歴史」と、これから歩みたい100...もっと見る