台湾のソックスブランド +10・テンモアで日々の足元に「楽しい」を。
台湾のすてきなものをお届けする hanamikoji'sセレクト
こんにちは、台湾のシューズブランドhanamikoji shoes・日本スタッフのうえのです。
実は私、台湾に関わって20年以上。台湾に7年ほど住んでいたこともあります。
そんな背景があり、hanamikoji 以外の台湾の雑貨や素敵なものもご紹介できたら。
グルメや観光以外の「台湾」を「モノ」を通してもっと知っていただけたら。
そんなふうに常々思っていました。
そしてとうとうそんなおススメを「hanamikoji'sセレクト」として少しずつご紹介していきます。
初めてのセレクトは日本でも注目が高まりつつあるソックスブランド「+10・テンモア」です。
もう一歩踏み出そう 毎日少し進化しよう +10・テンモア
2012年に台湾で設立された靴下ブランド。
台湾のふたりの女性デザイナーが「糸から選べること、どんなふうに織りあげるかをゼロから作り上げることができること」など、ソックスの自由度の高さに心を惹かれスタートしたブランドです。
台湾の工場の人たちとやり取りをしながらだんだんと専門知識を身につけ、織りや素材にこだわった靴下が生まれていく様子から感じるのは「進化」の二文字。
”10本の指を前に踏み出して進もう“
10本の足の指と、「+」(MORE)をモチーフにしたロゴにもそんなブランドのメッセージが込められています。
少し前へ、一歩先に進んでいける後押しをしてくれそうなソックスたちです。
日本での注目度の高さは、日本語で紹介されたブランドブックがあることからもうかがい知れます。
『+10 テンモア台湾うまれ、小さな靴下の大きな世界(トゥーヴァージンズ)』には+10・テンモア誕生までの道のり、デザインテーマ、靴下ができるまでなど多彩な内容が紹介されています。
好奇心と観察から生まれる心躍るソックスたち
+10・テンモアは、シリーズごとに製作のテーマを定め、ユニークでかわいい思わず笑顔になってしまう、そんなソックスを生み出しています。
「世界サウンドトラック」、「神々からのレシピ」、「海はどこから」など毎回のテーマはその名前からしてユニーク。
同じように商品ごとに、そして驚くべきことになんとカラーにもそれぞれユニークな名前がついているんですよ。
ユニークだけどえいっ!と履いて冒険できるのがソックスのいいところ。ちらりとのぞくくらいでもかわいい。
ソックスの「織」にもご注目ください。そのほとんどはデザインにこだわり繊細で複雑。
イメージを形にするため、材質や編み方の勉強は欠かせないそう。
たとえば、2014年に初めて販売された+10・テンモアの定番「どんぶり一杯1:1ソックス」には6種類の編み方が使われているとのこと。
どんぶり一杯1:1ソックス 6種類の編み方が使われているとのこと!どう違うかわかりますか?
一方でデザインの自由度を求めるあまり、履き心地が良くない…とならないように足裏部分にはできるだけ綿を使用するなど工夫をしながらデザインを行っているそうです。
自由度が高いからこそ、実はその製造もなかなかに大変なのだとか。
理想のデザインが実現されるかは機械を扱う職人さん次第なのだそう。
「自動で編み上げるから問題ない」ということはないようで、たくさんの人の手や知恵を借りながら、ようやく私たちの知っている靴下の形になるのだそうです。
スポーティーな色使いにフェミニンなソックスのデザインが絶妙なバランス。あえてフェミニンに合わせたい。
一見単純に見える柄もよく見るとかなり複雑なデザインになっていることがわかります。
透明な美しい世界観も楽しんで シースルーの涼やかさも
+10・テンモアの表現の面白さをより良く伝えてくれるシースルー素材。
涼しげで、はかなげで、個性的で、美しい。
パンプスやサンダルと合わせて履くこともおすすめです。
シンプルなワイドパンツとスポーツサンダルからのぞくとこなれ感がでそう。
ソックス上級者向きのユニークなものから、シースルーは初めてという方にも合わせていただきやすいものま、でデザインもいろいろ。
履くだけでちょっと元気になれそうなソックスたち。
履き口のオレンジがかわいいシースルー。挑戦しやすいタイプ。
シースルーのソックスはこれから続々登場予定です。
まずは今すぐ使えるソックスたちをご覧いただけましたら幸いです。
ストア紹介
hanamikoji shoes
日本と台湾で日々のくらしに寄り添う「デイリーシューズ」を製作しています。日本でも台湾でも希少となりつつあるヴァルカナイズ製法をメインに職人たちがひとつひとつを手作業で製作。しなやかなソールとふかふかのイン...もっと見る