デザイナーの長大作が最も惹かれるフォルムである三角形をフレーム部分に見事に取り込み、モダニズムな印象と伝統素材を掛け合わせた和紙照明。
体育館やドーム、橋などに用いられる三角形を組み合わせた構造形式＝「トラス構造」からもわかる通り、「三角形」は、例えば四角形などと比べて「強度の高い」形状と言えます。

その「三角形」に着目し、代表作のパーシモン・チェアに見られる「ラケット構造」、トライアングル・テーブルなど、自身のデザインに積極的に取り入れたのがジャパニーズ・モダンの巨匠、長大作（ちょう・だいさく）氏でした。

江戸時代から続く岐阜の特産品「岐阜提灯」の技術を生かした照明シリーズ ANDON TRIANGLE もその1つ。
岐阜県美濃地方の薄く高品質な美濃和紙と岐阜の豊かな自然が育んだ竹を材料に、熟練の職人による手仕事で製作される岐阜提灯。

その技術を生かして作られたANDON TRIANGLEは、建築的でモダンな印象の木製フレーム部と美濃和紙越しの柔らかな灯りが魅力的なテーブルランプ/床置き照明です。

フレームに使用された杉材や幾何学的なフォルムが端正で洗練された、現代的な印象を放つ一方、美濃和紙のテクスチャーが自然で柔和、穏やかな雰囲気をプラス、独特の静謐な佇まいを見せます。

このLX11-Lはスリム型となっており、デスクのうえや限られたスペースでも設置しやすいデザイン。

このLX12-Lはぽってりとしたボリュームのあるシルエットとなっており、床に置いても存在感のあるデザイン。

コードレスのLEDタイプなので、デザインの良さが引き立つすっきりとした印象となり、コンセントの場所やコードの問題などの心配がないのも嬉しいポイントです。