古くから尾州のものづくりを支える大鹿株式会社のテキスタイルブランド「毛七（けしち）」と、うなぎの寝床がコラボした産地コラボもんぺ「尾州 杉綾織 カーキ」です。

着古した衣服や繊維工場から出るウールのハギレ、落ち綿を原料に、反毛によって再生された生地から仕立てられました。反毛というのは糸や生地をほぐし、わた状にすること。

反毛されたわたは繊維が短くなりますので、少量の化学繊維を絶妙の割合で混ぜることにより、強度があり、かつ風合いの良い糸を紡ぐことができます。このウール70%、化学繊維30%という黄金比により再生された羊毛に由来し「毛七（ウール70%）」というブランド が 生まれました。

再生羊毛は、全国あちこちから集められた様々なハギレや落ち綿の色が混ざり合いながら、新しい糸では表現できない深みのある色合いになります。また、繊維長の異なる糸が混ざり合うことで生まれるムラ感もまた魅力のひとつです。

日本でも最大の繊維産地、愛知県一宮市を中心とした尾州では古くから羊毛再生の文化が根付いています。ここでは、使われなくなった衣服を綿の状態に戻すという反毛という作業を経て、再び繊維に戻し新たな生地として生まれ変わります。

手間ひまを惜しまずに、資源に大切にする羊毛再生の文化を途絶えることなく次の世代につなげるためにも、大鹿株式会社は「毛七」というブランドで再生羊毛を使った製品を作り続けます。

右と左の綾織を交互に織ることで、杉の葉のように斜線が左右で連続して入ったような織り模様になります。ややかためで、しっかりとしたハリのある生地感ですが、温かいです。着心地はゆったりで肌に触れる裏面は起毛されており、空気を含んで熱を逃しません。若干のチクチク感を感じられますが、ウールならではの風合いです。

ウール製品は素材の特性上、水で揉み洗いすると生地が縮んでしまい、硬くなる恐れがあります。お洗濯はクリーニング専門店へご相談ください。

わざわざで長年取り扱っている、うなぎの寝床の「もんぺ」。日本のジーンズというキャッチコピーの通り、さまざまな理由からお客様に支持されています。

わざわざのメンバーも発送業務やパン作りの現場、デスクワークなど、さまざまな場面でもんぺを愛用しています。

職場のほか、日常生活、旅行、運動、くつろぎの時間までもんぺは大活躍。穿いて洗えば洗うほど独特な風合いに変化していくため育てる楽しさも味わえます。やっぱいいね、もんぺ！

産地コラボもんぺ 尾州 杉綾織 カーキはS/M/Lの3サイズございます。通常のもんぺと比べ、わたり幅／裾幅のサイズが異なりますので、ご注意ください。

もんぺのサイズ選びにお悩みのみなさまへ、このページでさらに選び方のポイントをまとめています。少しでも選ぶ際の参考になりますように。

福岡県八女市にあるうなぎの寝床。久留米絣で作るもんぺメーカーの事業を主軸とした「地域文化商社」です。様々な伝統工芸品や地域で作られた量産品を文化として捉えながら、その歴史や成り立ちを紹介し、地方に存在する人や物の魅力を地方から発信・販売を行っています。

わざわざとうなぎの寝床は、地方の情報発信、地方からの販売という2点において似た形態を持ったお店です。全く違うものを扱いながら、共にシンパシーを感じており、交流があります。

こちらの商品は、商品の特性上、著しいダメージや損傷があった場合のみ受け付けております。未洗濯であり、かつ商品タグが付いている状態の商品のみの受付となります。商品が到着し開封後、必ずサイズ・素材等をご確認くださいませ。お客様都合での返品、交換につきましては往復配送料のご負担でお願いしております。

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