ご飯が炊けたらお櫃に入れて、冷蔵庫で保存、電子レンジでチン。耐熱陶器のお櫃を使うと、2日め以降のご飯が炊きたてみたいに復活するので重宝しているのですが、ちょっと気になっていたことがあります。
それは、「冷蔵庫に入れておくと、水分が染み出てお櫃の下が濡れている」という点。これを解決してくれたのが、弥生陶園の「丸おひつ」でした。
弥生陶園がある三重県四日市市は、昔から土鍋や急須など、耐熱性に優れた焼き物づくりが得意な産地。
丸おひつも、そんな産地ならではの耐熱土と技術を活かして作られています。
素材は多孔質耐熱陶土を使用したセラッミック製。
ご飯が炊けたら、すぐに食べない分を丸おひつに移し替え、冷めたら冷蔵庫へ。
ご飯の余分な水分(=汗)をおひつが吸収してくれるので、お櫃の中がベタベタしにくいところも特徴です。
他の陶製おひつと違うなと感じたのは、冷蔵庫で保存している時。水分を吸収する分、水気が染み出して冷蔵庫の棚がベタベタになるものもありますが、このおひつは素材と釉薬の関係で水気が外に漏れにくいのが大きなポイントです。
電子レンジで温めると、おひつが吸収していた水分がご飯に戻り、炊き立てのようなもちもち加減に!
冷蔵庫で保管時に水分が漏れ出すぎると、その分あたため時にご飯に戻る水分が減ってしまいます。保管時に水分をおひつ内で留めてくれるのは、おいしさにも繋がっているのですね。
参考までに、丸おひつで冷蔵庫保存して温めなおしたご飯と、プラスチック製容器で冷凍保存して温めたご飯を比べました。丸おひつで保管したご飯の方が一粒がふっくら、プラスチック製容器の方はお米がぺちゃんとしています。
持ち手が付いているので、蓋をしたまま食卓に持ち運びしやすいのも使いやすいポイント。側面を持つよりも滑りにくく、安定して持つことができます。
また、持ち手は比較的熱くなりにくいので、電子レンジで温めた後に素手で持つこともできます(ご使用状況の温度にもよるので、最初は加減をみながら、火傷にご注意してお試しください)。
サイズは1合と2合の2種類。1合にはしっかり詰めると大きめお茶碗3膳分くらい、2合には3合くらいのご飯が入ります。
レンジをご使用になる際は、蓋をしたままレンジをご使用ください。1合サイズの場合は600Wで1分半、2合サイズの場合は600wで2分を目安に温めていただき、まだ冷たいようならプラス30秒など微調節をおすすめします。温めに関してはお米の量や、炊いてから温めなおすまでの保存期間などによって状況が変わるためご使用いただきながら感覚をつかんでいただけたらと思います。
ちなみに、一旦あたためてから冷えたものを繰り返し温めなおすと、ご飯が固くなり、風味も悪くなります。食べる分だけ温めるのがおすすめです。
「ここがこうだったらな」というところを解消してくれた陶器のおひつ。2日目以降のご飯をおいしくしてくれる、優秀な道具です。
■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。
- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > キャニスター・保存容器
- ブランド
- 弥生陶園
- スペック詳細
- ■素材/原料 :耐熱セラミック
■サイズ :
・1合:約Φ150(160)×H100mm
・2合:約Φ175(95)×H115mm
■容量 :
・1合:700cc
・2合:1200cc
■電子レンジご使用可
■食器洗い機ご使用可
■原産国 :日本(三重県)
こちらは1合サイズ(小さい方)です。