九州ちくごのものづくりを伝える「うなぎの寝床」と、福岡南部の筑後地方で織られる木綿の織物「久留米絣（くるめがすり）」の工場が生み出した『現代版もんぺ』。厚さや風合いを調整し、現代でも履きやすいデザインのもんぺが制作されています。

腰回りのゆったりした農作業着のイメージがある「もんぺ」ですが、うなぎの寝床のMONPEは、普段履きしやすいように、昔ながらのもんぺと比較して腰回りがすっきりとした細身のデザイン。吸水性がよく、乾きも早いので、夏は特に大活躍です。

久留米・八女・広川・筑後を中心に発展してきた伝統工芸である久留米絣。経糸（たていと）と緯糸（よこいと）を括り（くくり）・染めできる模様は古典的なものから、現代的なものまで幅広くあります。うなぎの寝床のMONPEは、化学染料染め・機械織りの久留米絣の生地を使い、コストをおさえて日常着として楽しめるように仕立てられています。

絣（かすり）は先染めで模様を生み出すのが特徴です。織る前の糸を括って染めて解いて、白く残ったところが柄になり、独特のかすれた模様になります。

「バタフライ」は、たて糸を括りで染め分けて柄をつくる「経絣（たてがすり）」の技法で、宙舞う蝶を表現しています。


野村織物（福岡県広川町）の人気柄を、うなぎの寝床オリジナルの色と織り（ヨコ糸にスラブ糸を使用）で仕上げています。タテ糸とヨコ糸の重なりで生まれた絶妙な色味は、自社に染色設備を設けている野村織物だからこそ実現できた配色です。


この生地はヨコ糸にスラブ糸を使用し凹凸感がある為、肌にまとわりつきにくいのも特徴です。使い込むほどにクタッとして体に馴染みます。

ウエストはゴム仕様でらくちん。裾のゴムをしめることができるので、足元もすっきりと履いていただけます。

「九州ちくごのものづくりを伝える」という命題を元に、2012年7月にアンテナショップとしてオープン。福岡県筑後地方を中心に、つくりてと使い手をつなぎ、地域文化の継続につながる活動を目指して、「地域文化商社」として取り組みの幅を広げています。

ギフトラッピングはどの商品についても承っておりませんので、ご了承くださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。