身にまとうだけで、私たちを元気にしてくれるインドのハンドプリント生地。
今年届いたのは、縦と横の線の太さを変えた遊び心のある手描きチェック柄。
手仕事をより近くに感じられるデザインが、優しい印象の一枚です。
ウエスト前面は、ギャザーをなくしてフラットに。
トップスをインした時にも、すっきりとした印象で着こなせます。
サイドから後ろには、ウエストギャザーを入れてゆったりと。
すっきりと見せつつ、リラックス感のある履き心地も叶います。
前面に入れた2つのタックが生み出すのは、自然な立体感。
腰回りのラインを拾いにくく、どんな体型の方にも愛されるシルエットです。
広がりすぎないので、コーディネートを綺麗にまとめてくれます。
動きやすく、中にレギンスやタイツを重ねても着ぶくれしないのも嬉しいポイントですね。
インドのラジャスタン州、サンガネールという街には、木版プリントや、スクリーンプリントの工場が並びます。
スクリーンプリントは、二人一組でのリズミカルな力作業。
大きく大きく広げた生地のうえに、しゅっしゅっと模様が足されていきます。
この仕事は、空とのにらめっこだそうです。
湿気があると、色ムラ、滲みの原因になるので、雨が数日降らない日を待って作業をおこないます。
出来上がった生地は、インドのパワフル太陽のもとで、からりと乾かして。
自然と人間の力が手をつないで、たくさんの素敵な模様が生まれるのです。
このような手仕事の特性上、力加減や天候のわずかな変化によっても、生地の表情が変わってまいります。
私たちはそこがスクリーンプリントの魅力だと考えています。
今回の生地につきましても、手刷りだからこそ、数ミリ単位で模様のリズムが変わることがございます。
そのため、版が重なり合っている部分や版の無い部分がラインのように見える場合がございますが、手仕事の味としてお楽しみいただけましたら幸いです。
均一な品質をお求めの方は、せっかくご購入いただきましてもご希望に添えない可能性もございますので、上記ご理解のうえ、ご検討くださいませ。
インドのスラムのなかでは11の作業所が点在し、女性たちが縫製作業をおこなっています。
自立を目指して縫製の特訓を重ねてきた彼女たち。
届いたスクリーンプリントの生地を、根気と技術で一枚の服に仕上げていく姿に、頼もしさと敬意を感じます。
縦と横の線の太さを変えた遊び心ある手描きチェック柄。
ハリのある生地なので体にまとわりつかず、晩夏から初秋におすすめ。
着るほどに馴染んでくる風合いもお楽しみください。
オーガニックコットンを使用し、より肌にも環境にも優しいものに。
コットンの栽培法のなかで、今は全体で一握りほどのオーガニック農法が世界に広がっていきますように。
「クリエイティブ・ハンディクラフト」は、ムンバイの空港近くに広がる巨大スラム街で長年活動しているフェアトレードNGOです。
スラムで生きる女性たちが社会的にも経済的にも力をつけていけるよう、グループで作った製品を国内外で販売しながら総合的な支援をしています。
sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。
PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。
sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。
多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。
ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。
ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
モデル160cm