今年もインドから、なんとも愛らしい柄の木版プリントシリーズが届きました。
ブロックプリントはインドの伝統の技。
まずは木版を彫ることから始めます。
カンカンカンとノミを打ち付けながら、繊細な模様を掘り出していくのです。
そして生地の上にそれぞれの版を重ねて、一つの模様を生み出していきます。
それもすべて職人の手の感覚にゆだねられるもの。
版同士の数ミリのずれやインクの滲み具合が、手仕事ならではの味わいを生み出しています。
そんな手仕事の結晶で、毎日に寄り添う可愛いハンカチをお作りしました。
柄違いでも使いたくなる楽しい模様たち。
ちょっとした贈り物にも喜ばれています。
お弁当包みや三角巾に、ちょうど良いサイズ感です。
こちらの模様は、時代や大地の重なりをイメージしてデザインしました。
目にはみえない何かが積み重ねられて、私たちは今日を生きている。
そんな想いを、力強く色鮮やかなブロックプリントで表現してもらいました。
人気の模様が新たな色でかえってきました!
さぁ楽しいかくれんぼの時間です。
よくよく見てみてください。
5種類の動物や鳥たちが模様のなかに隠れています。
それでは答え合わせ!
すべてインドに生息している生き物たちをモチーフにしています。
ぜひ図鑑で調べてみてくださいね。
使う人も、まわりの人も、探して見つけて笑顔になれる模様です。
この繊細な世界を忠実に木版で再現してくれた作り手に、敬意と感謝を込めて。
数年前、デザイナーがインドの村をまわっていたときに、ブロックプリントを作る人たちと話す機会がありました。
プリント技術が進む今、年々彼らの仕事が減っていきているそう。
新しい模様の木版をオーダーするのには、そんな彼らの手仕事を途絶えさせてはいけないという願いも込めています。
小さな村の小さな工房ではるか昔から継がれてきた手仕事が、海の向こうで、いまこの瞬間も懸命に呼吸をつづけています。
一枚の品を通して、そんな大切な手仕事やそこで生きる人々のことを、少しでも多くの人に知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
インド有数の歴史と実績のあるフェアトレードNGOです。
サシャは、市場の開拓やデザインの開発に力を入れ、技術指導や金銭的な支援も行いながら地域伝統の手工芸品を復興させ、お金よりも人を第一にした貿易が成功できることを世に証明してきました。
時代の変化とともに一度廃れかけた村々が、サシャと出会うことで海外からの注文を受け、活気を取り戻しています。
息を飲むほど繊細な糸を、パタリパタリと布に織り上げ、木を削り、ノミを振るう音がまた村の中に響くようになりました。
sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。
PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。
sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。
多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。
ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。
ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
(イエロー)