静岡県西部、遠州地方は、古くから綿花の産地として栄え、その綿を使った繊維業が盛んになりました。

低価格な海外製品の流入に打撃を受けながらも、大量生産ではなく品質にこだわりぬいてきた「遠州織物」。

HUIS(ハウス)は、昔ながらの機械によって丁寧に織られるその豊かな生地を、ありのままにシンプルな衣服として伝えています。

身幅を大きくとったワイドシルエットのブラウス。肩の落ちる自然なAラインが生まれることで、スッキリとした印象のシルエットで着ていただけます。

小さめの襟やボタンをあしらった首周りのデザインもポイントです。

ロゴ刺繍は左裾にさりげなくあしらわれ、シンプルながら細部のこだわりを楽しんでいただける一着です。

旧式のシャトル織機で織るサテン生地は世界的にも希少で輝くような光沢感が特徴です。
環境に配慮されたオーガニックコットンを使用し、タテ・ヨコ糸60番手の甘撚り糸で高密度に織られたやわらかサテンは、柔らかで上質な肌触りを味わうことができます。

近年ではレーヨンなどの化学繊維を使ったものがほとんどになってしまっているサテン生地ですが、天然素材のコットン100%でつくるサテン生地は落ち着いた上質な光沢をもちます。

また、旧式の"シャトル織機"でゆっくりと時間をかけて織るHUISの「やわらかサテン」は、シャトル織機ならではのふっくらとした風合いと、柔らかさ・しなやかさをもちます。 細番手高密度&天然素材のサテン生地は、非常に高い技術が求められることから希少な生地で、とりわけ高価なものでもあります。

サテン生地が光沢を持つ理由は、タテ糸の上にヨコ糸を多く飛ばす「朱子織り」という織り方の組成にあります。
艶やかな光沢感、そして引き込まれるようなエレガントなドレープ感は、平織り生地とはまた違った特別感を感じていただけます。
ふくふくとした風合いと、しなやかな着心地の良さが特徴です。

生活の中に自然に溶け込み、かつ存在感を感じられるもの。HUISは、身に着ける人の心地よさと満足感を大切にし、ディティールを意識したベーシックな服作りをしています。

世界的にも希少な「シャトル織機」によるHUISのシャツ生地。身幅約50㎝の間には、およそ4,000本もの極細の糸が織り込まれています。糸量を贅沢に用いることから高い耐久性を持ち、長く愛用していただけることが特徴です。

糸と糸が重なり合い、凹凸感が浮き出るほどの高密度。糸に負担をかけずゆっくりと織りあげる「シャトル織機」は、空気を多く含み、ふっくらと柔らかで立体感のある生地を生み出します。効率性を度外視し、糸と時間を惜しみなく使うことで生まれる、特別な風合いです。

「シャトル織機」で織られたシャツ生地は、使うほどに“生地が育つ”と表現されます。
洗いをかけ、着こむほどに、より風合いの増す“育てる生地”。
それは、着る人に一層馴染んでいく衣服となります。

繊細で極上の肌触りは、着る人の五感に幸せを運びます。
この価値ある生地で、ぜひあなたにしっくりと馴染み続ける一着を育ててみてください。

ギフトラッピングはどの商品についても承っておりませんので、ご了承くださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。