1950年代に製作されたドイツWMF社のフラワーベース。

デザインはBAUHAUS出身の最も有名なプロダクトデザイナーのひとり「ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルド」によるもの。

ガラスはその厚みによって繊細なグラデーションを生み出し、飾る場所や見る角度によって様々な表情を見せてくれます。

光が差し込むと影までもが美しく、眺めているだけで惹きこまれてしまいます。

ふくよかな曲線美を描くモダンなシルエット。

深いトルマリンブルーのシックな色味との相性もよく、まるでアートオブジェのような美しさを感じさせます。

ボトムにかけてふっくらと曲線美を描くモダンなシルエット。

淡いトルマリンブルーのガラスは儚げな印象で、植物の瑞々しさを存分に生かすことができます。

22cmと存在感のある大きさで、花器としてはもちろん、空間を彩るアートピースとしてもおすすめです。

■Wilhelm Wagenfeld[ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルド](1900-1990)
インダストリアルデザインの分野で活躍したドイツを代表するデザイナー、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルド。バウハウス出身の最も有名なプロダクトデザイナーのひとりです。

1923年から1925年までワイマールのバウハウスで銀細工を学び、1928年までにはデッサウに移ったバウハウスで教鞭を執ります。1930年にバウハウスが閉鎖された後は、その理念を受け継ぎ、自身の工房を設立。航空機内の食器デザインをはじめ、様々な工業製品など、秀逸な作品を生み出しました。

日常生活の中に溶け込むようなデザインを追い求めたヴァーゲンフェルドは、世界的にも評価が高く、作品の多くはMoMAの永久所蔵品にも選ばれています。

ヴィンテージ品のため、経年による細かな傷や擦れ、変色している箇所が見られます。

また、製造工程でできた凹凸や気泡がございます。予めご了承ください。