スクエア型のバスケットは、鉄を使って職人が仕上げた手仕事の一品。
ワイヤーならではの透明感で、お部屋に置いても重厚感が全くありません。
そして中に入れるものの存在を、高めてくれる魅力があるんです。
幅が40cmほどある大きなサイズ感で、日常のさまざまな収納シーンに重宝します。
今までばらばらに置いていたものを、この機会におしゃれに「見せる収納」でまとめてしまうのも良いかもしれません。
バスタオルも入る大きさなので、洗面所の収納ボックスにも良いですね。
その他、雑誌や食材ストック、お洋服入れなど、皆さまの日常の形によって自由な使い方を楽しめる一品です。
同サイズも、サイズ違いも、重ねて置いておくことができます。
複数づかいにも嬉しい機能性です。
北インドの町モラダバードは、インド有数の金属製品の産地。
数年前、ワイヤーアイテムを作ってくれているハッサンさんの工房を訪れました。
とても優しい笑顔のハッサンさん。一度道具を手に取ると、真剣なまなざしに変わりました。
小さな工房のなかでは、若い職人から師匠のような高齢の職人たちも集い、ものづくりの音が鳴り響いています。
固いワイヤーを形にしていくのは、力はもちろんですが、繊細な技術が必要とされます。
この町で古くから継がれてきた金属加工の手仕事が、形をさまざまに変えながら、私たちの今を照らしてくれています。
こちらの商品を作ってくれているのは、インドのフェアトレードパートナー、Noah's Ark(ノアーズアーク)に所属する職人たち。
輸出業者に生産者が搾取されることに疑問を抱いていたインド人のサミュエルさんにより、生産者が正当な賃金を得て、より良い労働環境で働けるようにしたいと設立されました。
ノアーズアークでは、基本的な医療を受けるための経済的手段がない職人とその家族が、定期的に健康診断を受けられるようにしています。
職人の多くは一家の唯一の稼ぎ手であるため、健康上の理由で一日たりとも仕事を休むことはできません。
彼らの多くは日給制であるため、健康状態の悪化が家庭全体に及ぼす影響はとても深刻なのです。
また多くの職人たちは、お金を払って医療を受けることへの抵抗を持っているそうです。
むしろ、そのお金さえも節約して、他のことに使いたいのだと話されていました。
ノアーズアークの活動によって、今では毎年450~500人の従業員とその家族が健康診断を受けることができています。
他にも、ノアーズアークでは、生産者の子どもたちが無料で通える学校も運営しています。
古くから引き継がれてきた現地のものづくりを力にしながら、
職人とその家族の生活を守っていくことが、ノアーズアーク、そして私たちsisamの活動なのです。
北インドの町・モダラバードは井戸有数の金属製品の産地。
「ノアズアーク」は、不当な値段で商品を買いたたかれる状況にあった職人たちと、より良い関係の中で働くべく1985年に設立されました。
ノアズアークが支援する工房では、児童労働撲滅を掲げて、工房の労働環境を良くする数々のプロジェクトを取り入れています。
また、生産者たちの子どもたちが無料で通える学校の運営や、その建物を使った子どもたちへの医療キャンプ、地域の若い女性たちのための縫製技術訓練なども行い、貧しい家庭の子どもや女性の心と体の健やかな成長を助け、生きていく力をサポートしています。
sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。
PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。
sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。
多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。
ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。
ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。