一年の無病息災と、五穀豊穣の願いを込めて。
来たる年への慶びとワクワクを詰め込んだお正月飾りをご用意しました。

お正月飾りは、年神様に「お迎えする準備ができています」と伝えるための目印であり、神様が家に滞在する間の依り代であるともいわれています。

飾る時期は、12月13日の「お正月事始め」以降が一般的。
末広がりの「八」を含む28日に飾ると、特に縁起が良いとされています。

29日は「二重苦」で縁起が悪いとされ、31日は歳神様への誠意が欠ける「一夜飾り」とされるため、避けるのがおすすめです。

ハスやセンセーショナルファンタジー、月桃など、個性豊かな実りをたっぷりと。
みずみずしいフレッシュの針葉樹と、ナチュラルなコットンを添えて、強さとやさしさを。（画像はサツマ杉）

赤い水引は、歳神様を迎える門出にふさわしい、力強く清らかな色。
ほどけない結びであしらえば、新しい一年もきっとゆらぐことなく過ごせるはず。

丸いフォルムに、ドライフラワーが寄り添うように重なる姿。
「福がめぐり、縁がめぐり、良い一年になりますように」
そんな願いも込めています。

しめ縄は、神様がいる清浄な場所と、わたしたちが生きている世界を隔てる結界のような役割を持っています。
自宅に年神様がやってくるお正月は、しめ縄飾りを玄関先などに飾ることで「神様をお迎えできる神聖な場所ですよ」と示すのです。

しめ縄は、日本一の米処、新潟県南魚沼市の稲わらで作られたもの。
雄大な八海山を臨むこの地域では、冬の間蓄えられた雪水が、香り豊かな稲わらを育みます。
青刈わらを使用した、薫り高くみずみずしい風合いのしめ縄です。

飾るだけで、背筋がしゃんと伸びる感覚に。
「新しい年を、一日一日丁寧に生きてゆきたい」と思わせてくれるはず。

作るのが苦手な方や、忙しくて時間が取れない方は、完成品を。
作る時間も楽しみたい方には、手作りキットをおすすめします。

［手作りキットの内容］
越後魚沼のしめ縄リース　1個
フレッシュの針葉樹（サツマ杉、松、モミなど）適量
月桃　1パーツ
ハス　1本
ティナスベリー　1本
センセーショナルファンタジー　1本
コットンフラワー　1個
水引 赤 　20本
ワイヤー#26　20本

ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。

日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。

静かに時を経て、＜生＞から＜ドライ＞へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。