「kijinokanosei / 生地の可能性」という名の通り、
いちから新しい生地をつくり、その中で生まれる“化学反応のようなものづくりの可能性”を大切にしているブランドです。
生地づくりに関わる人、それぞれの「いいな」「おもしろいな」という思いが重なり合って生まれる生地は、
繊維や染織を深く理解しているからこそカタチになる、唯一無二の表情をまとっています。
すべての工程を日本で行い、産地の職人たちが培ってきた経験や知識、
そして“いいものをつくりたい”というまっすぐな思いが込められた生地を、ぜひ手に取って感じてみてください。
織物の生地幅をそのまま活かして作られた「kijihaba scarf」。
四辺についたフリンジが、巻くだけでアクセントになってくれます。
柄物をあまり身につけない方でも取り入れやすい、気軽につけられるサイズ感です。
十五夜の満月を思わせる、まんまるの月が空に映し出されたような情景をイメージした生地です。
レーヨンとシルクの光沢のある糸を織り込み、ドットがきらりと輝く表情を持たせました。
さらに、手紡ぎのように凹凸のあるウール糸を加えることで、あたたかみのある味わい深いドットが生まれました。
花のような可愛らしい組織から作られたツイード
細かい部分とざっくり織られた部分の密度の違いが感じられ、ざっくりとした部分は特に柔らかな風合いを生み出しています。
裏側から見ると、格子柄のように見えるのも面白いポイントです。
ロービングと呼ばれる、通常の糸よりも太くふわっとした感触の糸を使った、
柔らかな風合いが特徴の生地。
表と裏で異なる柄が楽しめる繊細な織りによって、深みのあるデザインに仕上がっています。
十字架のようなクロスの模様は、裏側から見ると小さな格子柄に見えます。
クロス部分は、たて糸に繊維の長いロービング糸、よこ糸には太くやわらかな紡毛糸を使用。
たて・よこの糸の種類を変えることで、ほどよく立体感のあるふんわりとした表情が生まれました。
宝石箱の中のエメラルドのように美しい発色の糸は、ウール、アクリル、アルパカ、シルクの4種類から作られています。
4種類の糸は均等に混ざるのではなく、糸の中でランダムに現れるように紡がれています。
手紡ぎのようなやわらかな風合いや色のムラが生み出す表情も魅力のひとつです。
3色の糸を使用した織りで、長方形が斜めに積み重なった不思議な柄が特徴です。
白・黒・赤という限られた色のなかで、糸の配列や色の重ね方で何色にも見える織物らしいデザイン。
裏から見ると、少し不規則なチェック柄のように見えるのも面白いポイントです。
シャトル織機でゆっくりと時間をかけて織られたため、やわらかな風合いを楽しめます。
モール糸や杢糸など、さまざまな糸をざっくりと織り込んだ柔らかなツイード。
春の訪れを感じさせる水色と、まだ寒い冬の日々を感じさせる黒色が、窓から景色を眺めるひとときを思い出させてくれます。
モール糸や杢糸など、さまざまな糸をざっくりと織り込んだ柔らかなツイード。
春の訪れを感じさせる黄色と、まだ寒い冬の日々を感じさせる青色が、窓から景色を眺めるひとときを思い出させてくれます。
「ハウンド=猟犬」「トゥース=歯」という意味を持つこの模様は、イギリスでは「hound's tooth」と呼ばれています。
スコットランド発祥のデザインですが、日本ではその形が鳥が飛んでいるように見えることから「千鳥格子」とも呼ばれている模様。
犬の牙のようなとがった形が、地域によっては鳥の形に見えるという、視覚的な変化が面白いポイントです。
檸檬のようなすっきりとした黄色に、部分的に太く白いコットン糸を入れて織り込んでいます。
ウールには、ニットにも使われるタスマニアラムの糸を使用し、やわらかな印象を与えています。
また、よこ糸には小さな輪っかが連なるループヤーンを使い、空気を含んだような優しい表情を引き出しています。
小さな花のようなモチーフを、数種類のステッチで組み合わせた生地です。
生地名の「embryo」とは、種子の中でやがて芽となって成長する「胚」のこと。
成長する胚のように、何かが始まる予感を「embroidery(刺繍)」という言葉にかけて、ステッチで表現しています。
フリンジ部分は手作業でカットし、房をつくっています。
スカーフはウールとリネンの混紡糸を使用し、「ヘリンボーン」と呼ばれる魚の骨のようなジグザグのラインが特徴の織り方で仕上げています。
糸選びから始まる生地作りは、完成までのすべての工程で少しずつ変化しながら進んでいきます。
イメージはあっても「これが正解」というものはなく、試行錯誤の連続です。
その過程で、好奇心あふれるアイデアと職人の熟練の技が組み合わさり、ほかにはない特別な生地が生まれます。
織り方や仕上げの工夫ひとつで風合いや表情が変わり、手に取るたびに新しい発見があるのが、kijinokanoseiの生地ならではの楽しさです。
つくりたい生地の印象に合わせて、製造をお願いする産地や工場を変えるというこだわり。
同じ加工でも、場所によって少しずつ出来上がりの風合いが変わるそうです。
それぞれの得意を活かすことで、ウールやリネン、刺繍など、素材ごとの魅力がぐっと引き出されます。
表と裏で糸の出方が違うため、両面で異なる印象の生地が表れます。
表をデザインする中で偶然生まれた裏面も楽しめるのが、織りならではの魅力です。
※「エンブリオ(wl)」LGY・BKは片面のみに刺繍が施されています。
普段の装いにサッと巻くだけで、コーディネートがぐっと引き立つkijinokanoseiのスカーフ。
織りで表現された柄はやわらかく、どんなお洋服にも自然になじみます。
お出かけの日や通勤のコーディネートのお供におすすめです。
kijinokanoseiの生地は、見た目の美しさだけでなく、「いいものを作りたい」という思いが形になった、ここでしか出会えない一枚です。
ひとつひとつの工程にこだわりを持ってつくることで、スカーフや洋服はもちろん、日常のさまざまなアイテムに生かせる可能性を秘めています。
手に取るたびに心が弾む、「kijinokanosei = 生地の可能性」ならではの魅力。
つくり手の思いがつまった生地は、日々の暮らしに小さなときめきを添えてくれる、そんな存在です。
※モニタ環境によって、色の見え方が実物と多少異なる事もありますのでご了承下さい。商品単体の写真を参考にお選びください。
※お洗濯の際は、ドライクリーニングをご利用ください。くわしくは、タグに記載の洗濯表示をご確認ください。
※生地巾を長さにしているため、柄や個体差によってサイズが異なる場合があります。
※天然繊維を使用しているため、サイズには多少の誤差が生じることがございます。
また、ウール素材の特性上、毛玉や毛羽立ちが生じる場合がございます。
当ストアでご購入いただいたお客様へ、1注文につき220円(税込)でギフトラッピングを承ります。
(個数に制限なく複数梱包の場合も一律220円で承っております。)
ご希望の方は商品と一緒に「ギフトラッピング」をショッピングカートに追加し、ご購入ください。
\12/15(月)まで/今なら【全品 送料無料でお届け!】
「あったかマフラー展」12/12(金)11時販売スタート
「kijinokanosei / キジノカノウセイ」12/12(金)より販売。
もちもちの触り心地がたまらない。「kittのスウェット」販売中!!
モニタ環境によって色の見え方が実物と異なる場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
- カテゴリ
- ファッション > ファッション雑貨 > マフラー・ストール
- ブランド
- kijinokanosei
- サイズ
- 縦:約145cm × 横:約25cm
※生地巾を長さにしているため、柄や個体差によってサイズが異なる場合があります。
※若干の誤差がある場合がございます。何卒ご了承ください。
- 素材
- [十五夜]:毛72% レーヨン18% シルク8% ナイロン2%
[昼夜][風車][ハウンドトゥース][花格子]:毛100%
[翡翠]:毛77% アクリル18% シルク5%
[石畳]:毛90% ナイロン10%
[三寒四温]:毛84% アクリル14% ナイロン2%
[檸檬]:毛77% 綿19% ナイロン4%
[エンブリオ]:(本体)毛80% 麻20% (刺繍糸)毛40% アクリル60%
- 製造
- 日本
- 備考
- モニタ環境によって、色の見え方が実物と多少異なる事もありますのでご了承下さい。
▲翡翠