ホッとする家の共通点ってなんでしょう。 じっくり考えてみると思い当たることはいくつかありますが、「あかりの使い方が上手」ということも、その中のひとつにあると思います。
メインの明るさはしっかり取れたうえで、部屋のコーナーやサイドテーブルの上に、いいあかりがあるんですよね。では、自分にとっての「いいあかり」とは?
今回届いた paper moon 13 は、主役にもなれる。でも脇を固めることもできる。 そんな、「空間を自分のものにするためのいいあかり」です。
横に並ぶとこのくらいの大きさです。
高さは86cmと女性の腰くらいだから、部屋に余計な圧迫感が加わらず、置いてみると想像以上にスタイリングしやすいことに気づきます。シェード全体が灯るので、お部屋に立体感が出てメリハリも生まれるんですよ。
移動するときは台座を持ってあげてください。繊細なシェードは、破れないよう取り扱いにちょっとだけ注意が必要です。
工芸品の実直さに加え、暮らしを遊ぶ現代的なデザインも備わったランプは、日本を代表するインテリアデザイナー、内田繁さんが意匠を手掛けられました。
薄くすかれた和紙からこぼれる光は、とてもやわらかくて丸みがあります。 あかりが灯ることで浮かび上がる陰影も、どこか優しげ。 光源が直接見えないから、落ち着いた雰囲気が空間に漂います。
骨材の規則正しいシルエットですら、和紙越しになれば美しいデザインの一部になるようです。
和紙だからこそ日に当たったり時間の経過により、色に変化が訪れますが、その風合いの変化もどうぞお楽しみください。
シェードには和紙を使用し、職人が一つひとつ丁寧に骨材に貼り付けています。 和紙は薄く、骨となるヒゴも細いため、繊細な手仕事が求められるこの作業。 これをひとつ完成させるのに、どれだけの集中力がいるのだろう……とつい想像してしまいます。
張り合わせた和紙の重なりまでも均一で。 細部にまで宿った日本のものづくりの美学ですね。
1917年創業の老舗提灯・インテリア照明メーカー、浅野商店さん。
岐阜県で100年以上も「岐阜提灯」をつくり続けてこられたからこそ、一つひとつがとても上質。 確かな技術が、この遊び心あるデザインには詰まっています。
ご覧のように、梱包が非常にコンパクト。 そう、paper moon は組立式の照明器具なんです。
ベースに支柱を取り付けたりシェードをかぶせたりと、作業自体は比較的簡単。 ただし、和紙が薄くて繊細なので、シェードをかぶせるときは「ゆっくり丁寧に」がポイントです。
paper moon 13 は高さがあるので、シェードをかぶせるときは2人でやると作業がスムーズでした。
電球1点が付属しているから、届いたらすぐに使えるのも嬉しいところ。
ソケット金具は、取り付ける位置を3ヶ所からお好みで変えることができます。
電球のともる高さが変わると雰囲気もガラリ。 シェードをかぶせる前に、まず電球の位置を決めましょう。
点灯/消灯はこのフットスイッチで。 コンセント式で、コード長は2mです。
内田 繁(うちだ しげる)。日本を代表するインテリアデザイナーの一人。 商業空間から建築、家具、照明まで幅広く手がけ、空間の佇まいや、そこに流れる時間までも含めてデザインする姿勢で知られています。
代表作には、山本耀司のブティック、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」のほか、ホテル イル・パラッツォ、門司港ホテルなど、ホテルの総合的デザインを手がけた仕事も多数あります。
和紙の柔らかな光を生かした《ペーパームーン》の照明は、その哲学を象徴する作品で、主張しすぎず、静かに空間に溶け込む、日本的な美意識が息づいています。
毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章など、受賞歴も多数。 時代を超えて、暮らしに寄り添い続けるデザインを生み出してきました。
岐阜県で1917年創業の老舗提灯・インテリア照明メーカー。
長年職人たちが培い、受け継いできた伝統の技術を次世代へと繋ぎ、現在でも岐阜の伝統工芸である岐阜提灯をつくる一方で、インテリアとして現代のライフスタイルに寄り添うあかりも世界に届けています。
モニター環境の差により、実際の商品と多少色合いが異なりますのでご了承ください。
製品のサイズや重量は表記と若干異なる場合がございます。
製品本来の用途以外には使用しないでください。
AC100V 50/60Hz
フットスイッチ(コード長2m)
適合電球:E17 ミニクリプトン 36W(フロスト)
付属品:電球1点、取扱説明書