ふわふわの人気者。パンパスグラスのドライフラワーです。
ずっとさわっていたくなる、やわらかい羽毛のような質感。
結婚式のウェルカムスペースの装飾や、お部屋のインテリアによく使われる人気の植物、パンパスグラスです。
パンパスグラスは、草丈の大きなイネ科の多年草で20ほどの種類があるとされています。
草原地帯(pampas)に生える草(grass)というのが、その名の由来です。
土と風の植物園のスタッフは、みんな「パンパス」と呼んでいます。
別名は「シロガネヨシ」といいい、漢字で書くと「白銀葦」。
白やクリーム色の長い花穂は、太陽の光などに当たるとシルバーがかった色にも見え、とても神秘的です。
パンパスグラスの原産地は、アルゼンチンなどの南米大陸。
日本の裏側で生まれたこの植物は、日本の秋を彩る「すすき」に似ているともいわれます。
すすきよりも大きいため、「おばけススキ」と呼ばれることも。
遠く離れた地で誕生した植物が醸し出す、和の感じられる雰囲気。
わたしたち日本人の心を虜にする理由のひとつかもしれませんね。
土と風の植物園からお届けするパンパスグラスは、仕入れたときからふわふわな姿をしているわけではありません。
穂のまわり皮のような葉で覆われ、ナイフで剥いていくと花穂があらわれます。
こちらの動画は土と風の植物園のアトリエで、ひたすらパンパスグラスを剥く様子を撮影したもの。
本当に大変な作業なのですが、シルバーがかったきらめく花穂を目にすると、やっぱり気分が上がります。
「晩生」のパンパスグラスのドライフラワーをご用意しました
パンパスグラスには「早生(わせ)」と「晩生(おくて)」の2つのタイプがあります。
お米やミカンなど、いろいろな作物でも「早生(わせ)」「晩生(おくて)」という言葉を聞きますよね。
(中間の「中生(なかて)」というものもあります)
「早生」と「晩生」は、収穫の時期と種類によって区別されます。
「早生」は夏の中旬と出回るのが早いもの。
どちらかというとドライにしたとき、しゅっとしたスマートな雰囲気に仕上がります。
「晩生」は夏の終わりから出回るもの。
皆さまがイメージしやすい、ふんわりとした仕上がりのドライフラワーとなります。
今回はこの「晩生」のパンパスグラスを乾燥させ、ドライフラワーにしました。
今年は3つのサイズをご用意。
サイズが大きいものほど、穂のボリュームが大きく、茎の長さが短めです。
80-100cmほどの長さでお届けします。
花穂の部分が長く、ボリュームもあるLサイズは、存在感たっぷり。
Lサイズは穂のボリュームが大きい分、茎の長さが短めになります。
お飾りいただくフラワーベース(花瓶)の高さでお選びいただいても良いかもしれません。
*フラワーベースの高さ:約30cm
テーブルの上など、ちょっとボリュームを抑えてお飾りいただきたいときにおすすめです。
*フラワーベースの高さ:約30cm
ボリューム少な目のSサイズは、スワッグのアクセントにぴったりなボリューム感。
「ふわふわ」というよりも花穂ひとつひとつが「シュッ」とした印象のものが多いです。
*フラワーベースの高さ:約30cm
単品よりお得な、ドライフラワーのまとめ買いセットもご用意しています。
3本セットは通常の5%OFF、5本セットは10%OFFでご購入いただけます。
なるべくコンパクトにお届けできるよう、穂のところをきゅっとタイトにお包みしている場合がございます。
優しくほぐしていただいたり、左右に振るなどして空気を含ませていただきますとボリュームよくお飾りいただけます。
ご自身で選んでスワッグをお作りいただける、ドライフラワー単品です。
おばけススキとも呼ばれ、花穂がふわふわと大きく見応えあり。
羽毛のように柔らかい花穂が魅力的。
ワイルドフラワーなど全く異なる質感のものを組み合わせると互いが引き立つ。
ホワイト系でまとめても素敵。
パンパスの存在感のある白い穂と相性が良いのは、大きめの花材。
経年変化として花穂が飛んでいく場合がある。個体によってその状態、タイミングは異なる。
ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。
日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。
静かに時を経て、<生>から<ドライ>へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。