季節を選ばずお飾りいただける、ユーカリのドライフラワー5種のセットです。
ユーカリといえば、木の上でコアラが頬張っているあの植物、、といったイメージをお持ちの方が多いでしょうか。
18世紀にヨーロッパ人がオーストラリア大陸でユーカリを発見し、世界中で植えられるようになりました。
ひとくちにユーカリといっても、その種類は本当に豊富。
現在確認されているものだけでも、800種から1000種はあるとされています。
そんなたくさんのユーカリの中から、その時々に仕入れることができた5種類をセットにしてお届けします。
画像の組み合わせにお入れしたのは、丸みを帯びた葉が可愛らしいもの、小さな花のような実がたくさんついているもの、アンティークな大きめの実がついたものなど、姿形がまるで違う個性豊かな面々。
どんなユーカリが届くか楽しみにお待ち下さい。
「同じユーカリでもこんな違いがあるんだ」という発見をしていただけたらうれしいです。
・ユーカリ ロングリーフ 2束
・ユーカリ テトラゴナ 1本
・ユーカリ ポポラスベリー 1束
・ユーカリ ポポラス 2束
・ユーカリ 丸葉 1束
たくさんのフラワーベースに飾ってみたり、吊るしてみたり。
明るいグリーンだったり、落ち着いたグリーンだったり。
色合いの異なる5つのグリーンは、お部屋に彩りと統一感を生んでくれるはず。
さっとひとつに束ねると、簡単にグリーンのスワッグが完成。
他のドライフラワーと組み合わせてスワッグやブーケにするのもオススメです。
ユーカリについて調べた時に強く印象に残ったのが、「新生」「再生」という花言葉。
ユーカリが持つ強い生命力が花言葉の由来になっているといわれています。
原産地のオーストラリアには、広大な乾燥地帯が広がっていて、雷の落下による自然発火など、さまざまな要因でよく山火事が起こります。
驚くことにユーカリは、その山火事を利用して子孫を残すものがあるのだそう。
種の殻が山火事によって割れて地面に落ち、火事の後に降る雨を利用して発芽する、という仕組み。
オーストラリアの生態系に、山火事という自然現象が織り込まれているということに大変驚きました。
命の気配が感じられない、一面焼け野原になった場所でも、新しい命を残していくユーカリ。
復活の木と呼ばれる所以ですね。
オーストラリアなど南半球の乾燥地帯や砂漠は、多くの動植物にとって生きやすい環境とはいえません。
ユーカリ以外の植物たちも、子孫を残すために環境に適応してきました。
こうした南半球の乾燥地帯や砂漠に自生する植物たちのことを、ワイルドフラワーと呼びます。
乾燥地帯でも生きていけるように。
天敵から身を守れるように。
茎や花が丈夫で、独特の姿をしているものが多いです。
ユーカリといいワイルドフラワーといい、姿かたちや子孫の残し方は、人間の想像をはるかに超えています。
生命の神秘とはまさにこのこと。
この花は、この植物は、どうしてこんな姿になったんだろう。
そんなことを考えながらお部屋にお飾りいただくと、お家時間が今よりもっと楽しくなりそうですね。
ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。
日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。
静かに時を経て、<生>から<ドライ>へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。