春を迎えるジャケット
これからの季節が待ち遠しくなる。
今回は、そんなリネンのジャケットご紹介です。
「ジャケットだから」と堅苦しい印象や着方にとらわれることなく、やわらかく背筋を伸ばして着られるリネンジャケット。
“オンオフ着られる日常着”として日々のよそおいがさらに楽しくなる1着に仕上がりました。
腕や肩、ウエストのラインなど、各部の曲線を調整することで、背筋はシャンと伸びる。
それでいて、身体をゆったりと委ねられる。
そんなジャケットを目指しました。
個人的には、3回くらい着たあとの袖にも履きジワが付いたりした、すこ〜しだけくしゃっとこなれ始めた風合いが気に入っています。
心地よく、ゆるやかに伸びするように
しっかりとしたジャケットの仕立ての中に、日常にとりいれやすいよう少しの工夫も。
例えば、ラペル(下衿)はなるべく細く、衿が自然に返るよう裏表の寸法を調整しています。
ほんの数mmの調整が、自然な返りを生んでいるのです。
また、ポケットの四角い部分(玉縁布)は限界まで細く。
なおかつ、やわらかな生地の印象を残すようふくらみをもたせるよう縫っていただいています。
どちらも工場さん泣かせの、熟練の技が必要な仕様…
でも、私たちの譲れない大切なこだわりなんです!
布を裁ち、縫い、仕上げる。
それぞれの工程ごとに作り手さんの絶妙な配分が理想の形を生み出しました。
やわらかく背筋を伸ばして委ねる、テーラードジャケット。
セットアップできるボトムと共に、オフィスカジュアルにはもちろん、日常でも気軽に取り入れられる服でありますよう。
今回ご紹介したアイテムはこちら
ストア紹介
entwa
「日常と発見をつくる服」
体の動きに沿う曲線を取り入れた
シンプルなデザイン
遊びは素材と小さなディテールで。
いつまでも想像力が膨らむ
ほんの少し特別な日常着を。もっと見る