動きに添い、身をゆだねられる
entwaの服はデザインや生地を選ぶ基準として、日常の所作を大切にしています。
ふとした身のこなしやしぐさ、歩いたり座ったり、お出かけしたり、ゆったりと大切な一時を過ごしたり…
そんな、日常が心地よく過ごせるシャツを目指して、今回選んだ柔らかな生地を活かし、新しく姉妹のような関係性を持つふたつのシャツが出来ました。
定番シャツをリデザイン、タックインスタンドカラーシャツ
極力細く仕立てた立ち襟と、少しふくらみをもたせた袖が特徴的な、entwaの定番シャツ「スタンドカラーシャツ」。
これまで、肘周りの立体的なカーブを活かす為に、ハリのある高密度の生地を選んできた私たち。
今回は、より所作が活きるよう薄手のタイプライターを選びました。
手に持っただけで豊かなドレープが出る、なめらかなタイプライター。
その柔らかさに心地よく身をゆだねられるよう、従来より袖によりふくらみをもたせました。
ゆらぎを活かし丈は少し長めに、タックインしても窮屈にならないよう、脇にはスリットを加えました。
そうして生地に合わせた工夫が生み出した新しい形、「タックインスタンドカラーシャツ」。
たゆたうようなゆらぎもあって、滑らかな動きにつながる。
生地から始まる着想に、ワクワクしながらパターンをひきました。
はじめましての、ロールカラーシャツ
始まりは「後ろボタンの立ち襟シャツが欲しい」というスタッフの声から。
同じ生地を使い、タックインカラーシャツとシリーズとなる、姉妹のようなロールカラーシャツが生まれました。
襟の返り方、首との距離、タックを入れる角度とその分量…
いずれも縫ってはほどいて、縫ってはほどいて、試作の繰り返し。
カーブをつけすぎると襟がぺちゃんと寝てしまい、かといってまっすぐにすると角ばった印象の立ち襟に。
調整を重ね、柔らかな印象をもたせられるような返り襟へと辿り着きました。
ほどよく開きすぎず、抜け感を保てるような心地よい襟のロールカラーシャツ。
タックは前見頃に放射状に入れることで見た目はすっきりと、着るとゆったりとした安心感のある着心地です。
さぁ、心地よく袖を通して
機能面でも嬉しい魅力が満点な超長綿タイプライター。
しっとりとなめらかで上質な風合いの触感で、やさしい肌当たりの生地ですよ。
椿オイルとシリコンを含む加工を施した生地は、着用ジワも気になりづらく、ホームケアも安心。
シャツを着るからと、かしこまるのではなくリラックスした心持ちで袖を通していただけたら嬉しいです。
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ストア紹介
entwa
「日常と発見をつくる服」
体の動きに沿う曲線を取り入れた
シンプルなデザイン
遊びは素材と小さなディテールで。
いつまでも想像力が膨らむ
ほんの少し特別な日常着を。もっと見る