徳島県の中央部、豊富な木々と山の水に恵まれた自然豊たかな町、上勝町。約1500人の人々が暮らしています。四国で一番小さな町ながら、平成15年には未来の子供達に美しい空気や水、大地を継承するため「ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)宣言」を日本で初めて発表し、町の人たちが率先して活動しています。循環経済を目指す未来志向の活動から産声をあげたファブリックブランドが「KINOF」キノフです。
地元産の間伐材を使用し、生活に必要なプロダクトを開発する。この地域に暮らす人々が出来ることは何か、を考えた地域に根ざしたものづくりを行なっています。
KINOF、キノフ、木の布。
間伐材に次なる役目を。(右は新品、左は洗濯した状態。使い込むほどふわっと柔らかに。)
ブランド名のKINOFキノフは木の布のこと。上勝町で伐採された間伐材から植物性のセルロースである繊維を抽出し、麻と合わせて糸(木糸)を紡績します。そして製織・縫製まで全て国内で加工され、オリジナルの生地が完成します。
なぜ間伐材の商品を選ぶのか
今、日本の森林は多くの問題を抱えています。火を炊く暮らしから電気ガス中心の暮らしに変わり、戦時中に次々と植林した木々は大きくなりすぎ、山々は荒れていく一方です。また、間伐した木材の使い道も各地域で大きな課題となっています。
環境を考えた商品を、毎日の暮らしの中で使い続ける。この一人の小さな一歩も、多くの人が実行することで世の中は少しでも良い方向に近づけられると考えています。身の回りのちょっと先を見て物を選び、使いたい。私たちはそんな暮らしの提案をしたいと考えています。
木の糸ってこんなに柔らかいの?
触り心地はリネンに近いさらっとした感触。はじめは少し固めの手触りですが、一度洗濯をかけることで空気を含んで軽くてふんわりと柔らかくなります。「木」から想像するイメージとのギャップに驚かれるかもしれません。タオルは毎日使うから、やっぱり触り心地にはこだわりたい。
吸湿!速乾!携帯したいハンドタオル
木の糸の特徴は通気性と速乾性。そして、立体感のあるワッフル織りはサラッとしていてまとわりつかず、水分を吸収してもベタッとしないんです。
持ち歩きやすいサイズで、乾きやすいからいつも快適に使えるハンドタオルです。毎日使っても臭いにくいのも嬉しいポイントです。
※吸水力、通気性、速乾性などの表現につきましては、弊社でテストした商品の中での比較から考察し、表記をしております。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る