こんにちは!『ferm LIVING Stories』のお時間です。
日本はまだまだ暑い日が続きますが、ferm LIVING の生まれた地、デンマークでは、そろそろ秋の気配を感じるようになってきました。気持ちのいい最後の夏を、そして来たる秋を楽しむには、やっぱり外で過ごすのが一番。ということで、今回のテーマは「アウトドアダイニング」です。
〜 アウトドアダイニングの極意 〜
今回は二人の料理研究家を迎え、究極のアウトドアダイニング体験を生み出す秘密を教えていただいた。夏は、心地よいディナーパーティーやリラックスした気軽な食事に私たちを誘う。この暑さは、ベランダや公園、緑生い茂る庭などに関わらず、屋外での食事の楽しさを再び味わわせてくれる。爽やかな風に吹かれながら夜を過ごし、大好きな人たちとともにおいしい食事を楽しむことはとても心地いいものだ。
アウトドアダイニングの季節の訪れを祝うため、シェフの Mimi Thorisson と Eleonore Toulin のチカラを借りることにした。彼女たちには、飾らず心地のいいアウトドアディナーを開くためのコツを教えてもらった。(これは外で食べると全部がおいしくて感じるという説を試す機会でもある。)
Eleonore Toulin, プライベートシェフ @eleonoretoulin
Eleanorのアウトドアダイニング:
夏の食事は、型から脱するチャンスです。スピードを緩め、愛する人との時間を楽しむ機会ですし、見知らぬ人同士がテーブルを囲って仲良くなるチャンスでもありますよね。それに皆さんご存知のように、ロゼは外で飲む方がおいしいんですよ!(Eleanor)
テーブルセッティングにおいてインスピレーションの源はなんですか?
屋内外にかかわらず、わたしは常に自分の直感に従います。いいデザインやいいおもてなしのためのルールブックは見つからないと思います。楽しんで、創造的になること、そして本能に従うこと。わたしは互いを引き立て合う美しいアイテムを探しているのです。
アースカラーのものが大好きで、例えば ferm LIVING のシナモンカラーのリネンナプキンを、Flowシリーズのオフホワイトのお皿のように対照的な質感のものと合わせたりします。
屋外で食事をするとき、どうやっていい雰囲気作りをしていますか?
五感を刺激することが好きですね。自然光はとても重要で、キャンドルの明かりの下ではすべてが美しく見えます。生花はアロマに繊細な香りを加えますし、心地いい雰囲気作りに音楽は欠かせません。Radiooooooo というアプリが好きで、特定の時代と場所の音楽を集めています。わたしのイチオシは「1960年代」の「ブラジル」です。
料理の最後の仕上げをしている間、ゲストたちがアペリティフで始める夜が好きです。Bianco Vermouth のソーダ割りやハイボールのお供にチーズとシャルキュトリー(サラミや生ハム、パテ、フルーツなど好きなものを一つのボードに盛合わせたもの)を添えると、いつだって好評なんです。バターとセージのソースをかけた自家製のニョッキ、魚の丸焼き、新鮮なサラダもどうぞ。
to be continued……
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いかがでしたでしょうか。
次回はもう一人の料理人(であり、作家!)の Mimi Thorisson のお話をお届けいたしますので、ぜひお楽しみに。
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