アンティークのような深い味わいのある器を手がける陶芸家内山太朗さんの器。
主菜の肉やお魚と副菜を盛り付けてディナープレートや、取り皿やデザート皿として
重宝する中皿、レリーフが美しく浮かび上がるレリーフマグなど
様々なアイテムを取り揃えております。

まるで物語の世界から飛び出してきたかの様な世界観のある器たち。
普段の生活をちょっぴり特別にしてくれます。

百合の花にはどことなく高貴な存在感を感じます。
そんな百合をモチーフにしたレリーフの平皿です。
同じモチーフですが、グレイッシュな釉薬と金属的な黒い釉薬では
雰囲気ががらりと変わるのも面白いところです。
白の器は柔らかな女性的な表情で品ある中にも優しさが滲み出ています。
黒の器は重厚感があり百合のモチーフも厳格な雰囲気が漂いますね。
どちらの器も個人的に少し浮世離れした感じを受けるのは
百合という花のイメージなのでしょうか？
背筋が少し伸びる、日々の暮らしに特別感をプラスするそんな平皿です。

フランス語で"黒いお尻"という意味のあるキュノワール
裏面が黒い釉薬が掛けられているのが特徴です。
裏の光沢のある黒の釉薬と表の艶やかな白の釉薬の
コントラストがとってもかっこいい！
釉薬の境目の滲みも味わい深い。