susuriより今季もヘムレンシャツワンピースが到着しました。童話の中で出てくる神経質で凝り性で背中の曲がったおじさんのイメージをベースにして創られたワンピース。それってもしかしてあの？と聞きたくなるおじさん。そのなんともいえないユーモア。ぐんと長い丈に、腰からお尻にかけてのシルエットは、そんなおもしろくてかわいいイメージを表現しています。

毎シーズン新しい色が出るヘムレンシャツワンピース。今回の新色は"stone"という名前がついた淡いグレー。少しパープルがかった春らしい色で、ふわっとした生地の質感とマッチして他にはない優しげな雰囲気です。

こんな鮮やかなお色も入荷しております。コガモを意味する"teal"という名前が付いたこちらは少し緑がかったブルーが新鮮。発色が良いのですが、彩度のバランスが絶妙で日本人の肌に馴染みやすく、着てみるとしっくりくる一着です。

道化師がガバガバに穿くパンツからイメージした、ハイウエストの吊りパンツ。ストラップの位置やシンチバックの調節することであらゆる性別や体型にも着用が可能です。 経に細い黒のキュプラ、太く短いコットン双糸を緯に打って織ったオリジナルカラーの生地を使用。所々に節があり、古いミリタリートラウザーのような雰囲気ですが、ミリタリーカーキより深く複雑な色味で、微かに上品な光沢感を感じるところがポイントです。

前身頃はすっきりとしていて後ろ身頃は歩くとエレガントに大きく広がるたっぷりとした分量を収めた、大道芸人が弾くアコーディオンのようなピンタックのヨークがポイントのシャツワンピースです。経の先染コットンと、美濃和紙そのままの色の緯で使用しオリジナルカラーで構成した、しなやかなハリがある尾州のギャバを使用しています。ザラついた感触とチリチリッとまぶした塩のような光沢のあるリッチな生地でくしゃっとしたシワ感やネップがあり、とても良い雰囲気。単色だけれど奥行きのある、どこか古き良き時代のヴィンテージをも思わせます。