ひとり暮らしに多い、ワンルームや1Kの間取り。
広さの限られた1つのスペースに生活がまとまるため、ごちゃごちゃとしやすく、暮らしにくいと感じることもありますよね。とくに長時間自宅で仕事や勉強をする場合は、集中できず困ることも。

過ごしやすい部屋作りのコツは、動作別にゾーニングすることです。リラックススペースとワークスペースが混在しないようにすることで、暮らしにメリハリをつけられます。ただ、ワンルームや1Kのお部屋は家具を増やすと狭く感じやすいため、ゾーニングにはファブリックを活用するのがおすすめ。ラグやカーテンなら、圧迫感を抑えつつ緩やかに空間を分けられます。

今回はラグを活用したゾーインについてご紹介します。

ラグには、床の冷えや硬さを軽減したり傷・騒音を防いだりするほかに、ゾーニングの役割もあります。
例えば、お気に入りのソファやチェアとラグを合わせれば、読書や映画を愉しむリラックススペースが完成。日当たりのいい窓際などに小さめのラグがあるだけでも、気を緩めたい時の居場所になります。

また、ラグをテーブルやデスクの下に敷いて、オンオフを切り替えるきっかけに。ラグがある範囲をワークスペースとして認識することで、“仕事以外を持ち込まない”“仕事を持ち出さない”という意識につながり、生活にメリハリをつけられます。

ラグやカーテンは、ゾーニング以外にもインテリアのワンポイントとしての役割があるアイテム。暮らしやすいお部屋を目指して、コーディネートしてみてはいかがですか？