こんにちは、土と風の植物園です。
すでに梅雨入りした地域にお住まいの方も、そうでない方も、どこかじめっとした空気を肌で感じているのではないでしょうか。

今週は、そんな梅雨の季節の憂鬱を吹き飛ばすアイテムをご紹介します。
まずは香り豊かなラベンダーの新商品から。

目の覚めるような紫のラベンダーと、ラベンダーを飾るのにちょうど良いサイズ感のかごをセットにしてお届けします。

華やかさと爽やかさが同居するラベンダーの香りは、湿度を変えることはなくとも、滔々と風を運んでくるかのよう。

そんなラベンダーの香りを模したアイテムはたくさんあるけれど。
ドライボタニカルなら、香りだけじゃなくて、自然の風に揺られていたころの姿まで想像して楽しめる。

スリムなかごだから、お好きな場所にちょこんと飾って。
お部屋に広がる癒しの香りに包まれてみてください。

続いては、カスミソウの紹介。

７月７日の七夕は、実は「カスミソウの日」でもあるんです。
無数に咲く白い小さな花が星屑に似ていて、七夕の空を彩る天の川のように見えることが由来だそう。

カスミソウには、「切なる願い」という花言葉も。
年に一度、天の川を渡って再会する織姫と彦星の姿が思い浮かんできます。

今年の七夕は、カスミソウのブーケを飾って夜空の恋物語に想いを馳せてみませんか。

こちらは、ナチュラルさが魅力のカスミソウのスワッグ。

カスミソウは英名で、baby's breathと呼ばれます。
「赤ちゃん・愛しい人の吐息」と いう意味。

出産のお祝いや、主役を引き立てるバースデーフォトのディスプレイにもおすすめです。

こちらも、初夏を代表するドライボタニカル、スモークツリー。
毎年人気のスワッグ＜夏霞＞が再販しましたのでお知らせします。

うっすらと光を通しながらも、不透明さを持つその姿は、まるで夏の空にたなびく淡い霞のよう。

今の季節しか楽しめないスモークツリーのアレンジメント。
他にも色々なアイテムをご用意していますので、ぜひお店も覗いてみてくださいね。

これから本格化する梅雨シーズン。
私たちの暮らしに欠かせない恵みの雨だと分かってはいるけれど、憂鬱な気分になったり外出するのが億劫になったりする方もいらっしゃると思います。

そんな方は、雨の音に意識を向けてみてはいかがでしょうか。

何かの本で読んだのですが、欧米人と日本人(日本語話者)では、脳の情報処理の仕方が異なり、自然界の音の捉え方が違うそうです。

欧米などの多くの言語の話者は、虫の声などの自然界の音を、機械音などと同じように雑音として捉えるそう。

対して日本語話者は、自然界の音を雑音ではなく言葉と同じように捉えるそう。
だから、音を聞いて情景を思い浮かべたり、新しい感情が自然と生まれたりといった、音からさまざまなイメージを膨らませる力が豊かなんだとか。

川のせせらぎや、鳥のさえずり。
自然の音に趣を感じる日本人だからこそ、豊かなオノマトペが生まれたのかも。

雨だけでもポツポツ、しとしと、ザーザー、ぱらぱら…
これらの微妙なニュアンスの違いを感じ取って、言葉から連想するイメージを自然と皆が共有できているってすごいですよね。
日本語って美しいな、多彩な表現に出会えて良かったなと思います。

雨の音にも意識を向けてみると、梅雨のどんよりとした気持ちを吹き飛ばしてくれるかもしれません。
爽やかな初夏のドライボタニカルを飾って、おうち時間も楽しんでもらえると嬉しいです。

土と風の植物園　高石