こんにちは、土と風の植物園です。
本日は、新たに仲間入りしたミックスカラーの芍薬をご紹介します。

後半では、お家にある色んなアイテムを使った飾り方アイデアもお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ワインとホワイトが溶け合うかのような、美しい絞り模様。
「麒麟丸（きりんまる）」と呼ばれる珍しい品種の芍薬です。

ドライにすると、絞り模様に花びらのうねりが加わって、ひとつの芸術作品のよう。

他の品種と比べると、花はやや小ぶり。
控えめな姿が可愛らしく、思わずきゅんとしてしまいます。

奥行きのある色合いを心ゆくまで楽しんでください。

ここからは、ドライボタニカルの飾り方アイデアをご紹介します。

土と風の植物園のスタッフが、お家にあるアイテムを集めて、色々なドライボタニカルを飾ってみました。
画像は、ビタミンカラーのラナンキュラスとホワイトの芍薬を、空き缶に飾ったもの。

家の中にある日用品や、リサイクルに出すようなアイテムにドライボタニカルを飾っても、とても素敵なんです。
それはきっと、本来とは違う役割を担うことで、味わい深くユニークな魅力が生まれるから。

「こんなもアイテムも使えるかも！」と想像を巡らせて、ワクワクしながら読んでいただけると嬉しいです。

初夏を代表するドライボタニカルのひとつ、スモークツリー。
花が散ったあと、煙がくすぶっているような姿に変わることから、この名がつきました。

スモークツリーには、飲み終わった後のワインボトルを合わせてみて。
透明のボトルなら、煙のような不透明さを持つ花穂との対比が楽しめます。
ゴツゴツとした素朴なシルエットのものを選べば、味のある雰囲気も。

うっすらと光を取り込む花穂は、ずっと眺めていられる美しさ。

大ぶりでも、色の主張が強くないので、意外とお部屋のあちこちに飾りやすいです。
ちょっぴり疲れた時に、お部屋の片隅に飾ったスモークツリーに目を向けて、癒されてみてくださいね。

画家のモネやゴッホの名前がつけられた品種、”モネのひまわり”と”ゴッホのひまわり”を組み合わせて。

向日葵の色味と似た濃いブラウンのワインボトルを選ぶと、まとまりが出ます。
ボトルラベル（エチケット）は剥がさず残して、アートな雰囲気も楽しめるように。

ゆらゆらと揺らいでいるような花びらを持つ向日葵。
小さくても存在感は抜群です。

アンティークな雰囲気の家具やインテリアアイテムとの相性が特に良いです。

長崎などを訪れた時、ガラス工芸「ビードロ」を購入した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポルトガルやオランダから伝わったビードロは、どこか異国情緒あふれる雰囲気だから、合わせるドライボタニカルも神秘的な雰囲気を持つものを。

凛と佇むエリンジュームは、海のように深く穏やかな色彩。
だけど、ギザギザの葉がユニークで、一輪でも強さを感じさせる。
旅の思い出まで彩ってくれそうな飾り方です。

テイクアウトした飲み物からシュワシュワと泡がこぼれている様子をイメージして。
ペッパーベリーを、カップの飲み口から垂れ下がるように飾ってみました。

ユニークな現代アートみたいで、見るたびに楽しい気持ちになれそうです。

マグノリア・フィリカ プルモーサ・ユーカリテトラゴナ。
アンティークな雰囲気のドライボタニカルを組み合わせて、古びた金属ポットに。

ドライボタニカルとポットの質感の違いも楽しめる飾り方です。
飾ったドライボタニカルたちは、シュワシュワ噴き出す湯気のようにも見えてきませんか？

ずっとしまい込んでいた貯金箱を引っ張り出して、お金を入れるところにドライボタニカルを挿してみる。

クラスペディアも貯金箱もコロンと丸っこいから、可愛らしい。
だけどどこか異質でユニーク。

ドライボタニカルを飾った貯金箱をいくつか並べても面白いかもしれません。

飲み物や調味料を口の細い入れ物に注ぐときに重宝する、じょうご。
上下をひっくり返してドライボタニカルを挿すと、フラワーベースのようにも見えるんです。

水が不要なドライボタニカルだからこそできる飾り方。
無機質なインテリアと合わせて、理科の実験室みたいな雰囲気にしても素敵です。

オブジェのように飾れる理由は、ユーカリトランペットの独特な姿にあります。
たくさんついた実は壺のようなシルエットで、一度見ると忘れられない。
ちょっぴりくすんだ落ち着きのある色合いが、こなれた雰囲気を醸し出します。

飲み終わった後の空き缶も、インテリアに使えるんです。
貴婦人のようなラナンキュラスを、無造作に飾ってみました。

茎はやや長めに残して、ひらひらの花びらのシルエットが引き立つように。
可愛いラベルの空き缶を選べば、ポップな雰囲気になりますよ。

こちらは、可愛らしいクリームホワイトの芍薬。

茎が折れてしまった花だって、ちょこんと乗せるように飾って可愛らしく。
空き缶のラベルにも芍薬と同じクリームカラーが使われているものを選ぶと、まとまりよく飾れます。

くしゅくしゅの花びらは、思わず触れたくなってしまうほど愛おしい。
本日ご紹介したミックスカラーの芍薬など、他のカラーも空き缶に飾って楽しんでもらえたら。

空き缶やワインボトル、貯金箱にじょうご。
色んなものにドライボタニカルを飾ってみました。

意外と簡単だと思いませんか？
お家にあるもので「ドライボタニカルを飾ってみたい」と思えるアイテムを見つけて楽しんでもらえたら嬉しいです。

土と風の植物園では、お手持ちの花器にそのまま飾れるドライボタニカルのセットなどもご用意しています。
ぜひお店を覗いてみてくださいね。