実は簡単!ウールアイテムのお手入れ方法
ブランケットやスローなど、秋冬に欠かせないウールアイテムですが、
お手入れが難しそうでなかなか手が出せない…という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに洗濯で縮んでしまったなんて話もよく聞きますが、でもそれは方法が違っているだけ。
実はウールはお手入れがとても簡単で扱いやすいんです。
ウールが持つ天然の力
ウールの原毛の表面は、羊たちが寒さや汚れから身を守り、皮膚の健康を保つために分泌した皮脂「ラノリン」でコーティングがされています。このラノリンが、シミの原因になる汚れや水分をしっかり弾き、ウール本来のふわふわで滑らかな肌触りを保つ役割をしてくれています。
またウール自体が呼吸をしているため、通気性がよく、湿度30%まではウールが吸湿してくれるので、嫌なニオイも発生しにくくなっています。
ウールはそれ自体が持つ天然の力のおかげで、汚れにくく撥水性があり、調質性や防臭性にも優れているんです。
普段は「陰干し」と「ブラッシング」でOK!
長く愛用するためには、やはり普段からのお手入れが大切です。
とはいえ、そんな難しいことはしなくて大丈夫!
二つのポイントさえ押さえていれば、とても簡単にお手入れができますよ。
Point 1 陰干し
普段のお手入れは、ホコリをはたいて日陰干しで十分です 。
湿気や汗がついた時はそのままにせずに、風通しの良いところで干してあげてください。
多少の汚れは、一緒にパタパタと払ってくださいね。
※強い日差しや直射日光は避けてください。強い日差しは繊維を傷め、色褪せの原因になります。
Point 2 ブラッシング
陰干しに加えて、定期的なブラッシングも大事です。
チリやホコリ、ゴミを取り除きながら毛並みを整えましょう。
繊維の固まりをほぐしてあげることで、毛玉の発生も防ぎます。
※強く擦らず、優しくブラッシングしてください。
汚れが付いてしまった時には
ラノリンのおかげで汚れにくいウールですが、それでも汚れがついてしまった時には、湿らせたタオルを汚れに押しつけて、たたいて落としてください。
その後は、通気性の良いところで陰干しをして、十分に乾燥させてくださいね。
水洗いはラノリンが減ってしまい、本来の風合いが損なわれるのだけでなく、縮みや色落ちの原因にもなるのでおすすめできません。どうしても汚れが気になる場合はドライクリーニングをしてください。
収納も大切!
長持ちさせるには、普段のお手入れだけでなく、しまい方も重要です。
基本的にはコームでブラッシング、湿らせたタオルで汚れを落とす、陰干しをするなど、お手入れの方法でご紹介したやり方でケアをしてから、収納をしてくださいね。
湿気やカビからウールを守るため、「防虫ブロック」などの防虫アイテムも忘れずに!
温かく、汚れにくく、そして防臭性、撥水性、調湿性にも優れているウール。
適切なお手入れで長くご愛用ください。
ウールのお手入れアイテム
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