オルゴールの音色、最近耳にしたことありますか?
子どもの頃は、お人形や宝箱、からくり時計など、意外と身近にあったオルゴール。しかし、大人になって、その音色にとんとご無沙汰していた私は、この飛騨高山の森から届く、日本の木を使ったオークヴィレッジのオルゴールツリーのやさしい音色を聴かせてもらったとき、涙ぐみそうになってしまいました。
Oak Village|オルゴールツリー スタンダード
毎年シーズンに入ると売り切れることが多いオルゴールツリー。必ず手に入れたい方はお早めにどうぞ。
つくり手の愛が詰まった名品です
つかい手の喜ぶ顔を、心に描いて
ツリーがゆっくりとまわりながら、鉢の中のオルゴールが、懐かしくやさしいメロディーを奏でる、オークヴィレッジのクリスマスツリー。
日本の森で育まれた木を使い、本物の木の実や国産の木材を加工して作られたオーナメントが添えられています。
このツリーの話を伺っていたとき、大変胸が熱くなる話を聞きました。オーナメントに使われている木の実、なんとオークヴィレッジの社員さん達が森にでかけて摘んでくるのだそうです。
「摘む」というのがポイントで、一度でも地面に落ちてしまうと、やはり雑菌がついたりするので、木になっているのを採集しないとダメなのだそう。
無垢の木だから、毎年長く使えます
美しい音色はくるみの木から
このツリーはもともと社内のコンペがきっかけで誕生したもの。伝統的な工法を使いながらも、民芸品っぽくない、今の暮らしの中で長く愛されるツリーを作ろう、と作り始めました。
オルゴールツリーにしたものだから(笑)、その道のりはなかなか険しいもので、木工の粋を超え、機械工学的な世界。
当時ツリーといえば、プラスチック製が主流で、使うそばからビニールが落ち、年々劣化していくものばかり。お子さんの成長と共に、クリスマスを毎年過ごせるツリー。ちゃんとした木製で、使うほど味わいを増し、なんなら次の世代に譲ることだってできるツリーが、絶対あったら素敵だ。
そんな「信じる気持ち」のようなものに支えられて、木の実を摘みに行き、つくり手は、完成の日を見たのでしょう。ちなみにオルゴールは「鉢」のなかに仕込まれています。
「鉢」に使われている樹種はくるみ。木によって音の響き具合にはかなり差があって、一番きれいに聴こえるのがくるみだったのだそうです。
ツリーがゆっくり回りながら奏でます
大人になっても毎年飾りたい特別なツリー
飛騨の森で集められた木の実や、木をくり貫いて作られたオーナメント、カットガラスのオーナメントが付属。ゆっくりと回転しながらキラキラと輝きます。
葉の先端に開けられた穴に通し、簡単に飾ることができます。
ちなみにオルゴールを鳴らすには、下の写真のように右回りに回転させ、
手に抵抗を感じたら巻き上げ完了。くれぐれも巻き過ぎにはご注意を(上の画像はスタンダードですが、プチも一緒です)。
大きさは2種類あり、スタンダード(大:高さ47.5cm)とプチ(小:高さ30cm)のサイズ比較はこんな感じ。
子供の頃から大人になっても、成長とともにずっとお使いいただけるオルゴールツリーは、お子さんやお孫さんへのプレゼントにもおすすめの逸品です。
Oak Village|オルゴールツリー スタンダード
ストア紹介
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